もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

読書

「五瓣の椿」を読みました

「五瓣の椿」(山本周五郎 著)を読みました。 山本周五郎では以前「赤ひげ診療譚」を読んでいます。 ↓ moricchan24.hatenablog.com 時代小説を読んでいるという実感があまりない。「赤ひげ」先生の話も、この「五瓣の椿」もテーマを変えずに現代ドラマにで…

「最長片道切符の旅」を読みました

10月になり、「はい、秋になりましたよ」というように涼しくなりました。 エアコンはもちろん、扇風機も使わなくなり、あわただしい秋支度です。 朝と昼間の気温差が大きいので気をつけないとと思ってます。 「最長片道切符の旅」(宮脇俊三 著)を読みまし…

「歯車」を読みました

昨日は奈良の実家へ行っていました。 電車は海外からの観光客でいっぱいでした。これだけ見ると、すっかりコロナの前に戻った感じ。 「歯車」(芥川龍之介 著)を読みました。 「河童」と同じ文庫に収められていたので読んでみました。 主人公はAという作家…

「河童」を読みました

「河童」(芥川龍之介 著)を読みました。カバー装幀は南伸坊さんです。 いつもコメントをくださる吉田健康さんのブログで、7月24日が芥川龍之介の亡くなった日(命日)で「河童忌」と呼ぶことを知りました。 芥川の小説で「河童」は読んだことがないので、…

「時刻表2万キロ」を読みました

ちょっと空気がカラッとして秋の兆しを感じます。それだけでも体はだいぶ楽ですね。 うちの近所では、なぜかカメムシが大発生しています。猛暑だった夏と関係があるのでしょうか。 「時刻表2万キロ」(宮脇俊三 著)を読みました。 ずっと海外ミステリーを…

「キュレーターの殺人」を読みました

「キュレーターの殺人」(M・W・クレイヴン 著/東野さやか 訳)を読みました。 最新刊がやっと回ってきました。ワシントン・ポーのシリーズ、3作目です。 過去のシリーズはこちら。 ↓ moricchan24.hatenablog.com moricchan24.hatenablog.com 表紙から想像…

「卒業生には向かない真実」を読みました

「卒業生には向かない真実」(ホリー・ジャクソン 著/服部京子 訳)を読みました。 昨年読んだ「自由研究には向かない殺人」、「優等生は探偵に向かない」に続くピップ&ラヴィのシリーズ、完結編です。 過去記事はこちら。 ↓ moricchan24.hatenablog.com m…

「恐竜博2023」

台風から熱低に変わったようですが、関東や東北で被害があったようで心配です。 9月は一番台風の多い時期なので、気をつけたいです。 何だかそんなときに出かけているのが申し訳ないのですが、台風の吹き返しの北風で涼しくなったこちらは、一日中曇りでま…

「エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬」を読みました

「エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬」(S・J・ベネット 著/芹澤恵 訳)を読みました。 昨年亡くなられたイギリスのエリザベス女王をモデルにした王室ミステリーの第2弾です。 1作目はこちら。 ↓ moricchan24.hatenablog.com 1作目を読…

「炎の爪痕」を読みました

「炎の爪痕」(アン・クリーヴス 著/玉木亨 訳)を読みました。 「水の葬送」「空の幻像」「地の告発」に続く“新シェトランド4部作”の最終巻です。 ジミー・ペレス警部が主人公のシリーズ“シェトランド四重奏”から数えると、8作目、 シリーズとしても最終…

「地の告発」を読みました

「地の告発」(アン・クリーヴス 著/玉木亨 訳)を読みました。 “シェトランド四重奏”に続く4部作の3作目。 「水(の葬送)」、「空(の幻像)」ときて、「地」です。 moricchan24.hatenablog.com moricchan24.hatenablog.com 前シリーズ“シェトランド四…

「殺しのライン」を読みました

昨夜から台風7号の影響で暴風になり、今日は朝から雨と風に振り回されました。 まだベランダ側の窓は開けられず、蒸し風呂のような室内で過ごしています。 今日は医者の予約の予定がありましたが、電話で日時を変更してもらいました。 まだ警報も続いていて…

「空の幻像」を読みました

台風6号がノロノロ進む間に、次の7号も発生しました。6号の被害もまだ続くなか、気が休まりません。 昨夜は寝苦しくしんどかったです。今年の夏はほんとにどうなってるのやら・・・ 「空の幻像」(アン・クリーヴス 著/玉木亨 訳)を読みました。 ペレス…

「世界の市場」を読みました

猛暑に台風。みなさま、お変わりないでしょうか。 私はもう丸二週間はスーパーと病院にしか出かけていません。 それでもしんどさが抜けないので、就寝時間を1時間早めました。9時半くらいには部屋を暗くして寝るようにしました。 午前3時ごろ目が覚めるの…

「水の葬送」を読みました

みなさん、日本じゅうが酷暑に見舞われていますが、どのようにお過ごしですか? 子どもたちもせっかく夏休みになったのに、外でのレジャーがなかなか辛いですね。 今週もこの暑さが続くようなので、なんとか工夫して乗り切りたいですね。 私のふくらはぎの肉…

「印 サイン」を読みました

梅雨明けが順々に発表されています。夏本番に突入!ですね。 体調を崩してから、なかなか復調しません・・・やっぱ年かな~~ ちょっとずつ回復できればいいかーと思っています。 「印 サイン」(アーナルデュル・インドリダソン 著/柳沢由実子 訳)を読み…

「エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人」を読みました

「エリザベス女王の事件簿 ウインザー城の殺人」(S・J・ベネット 著/芹澤恵 訳)を読みました。 昨年、本猿さんのブログで知った本です。ようやく順番が回ってきました。 長きにわたり、イギリスの国と国民のために努めてこられた女王は昨年9月に崩御され…

「青雷の光る秋」を読みました

「青雷の光る秋」(アン・クリーヴス 著/玉木亨 訳)を読みました。 “シェトランド四重奏”と呼ばれる4部作の最終巻。 信じられないくらいショッキングなラストでした。久しぶりに小説を読んでショックを受けました。 これはあかんやろ。この終わり方はない…

「野兎を悼む春」を読みました

明日は私の誕生日 50代最後の日です。 50代は自分としてはとても充実した良い10年間だったと思います。 細かな不調はありましたが、大きな病気や怪我もなく過ごせました。 でも、家族の状況などまわりのことを考えると、精神的なしんどさは大きかったです。…

「危険な蒸気船オリエント号」を読みました

う~~、今日はだいぶ暑くなりました。いよいよ夏って感じになってきました。 毎年のことながら、熱中症には気をつけないと。 「危険な蒸気船オリエント号」(C・A・ラーマー 著/高橋恭美子 訳)を読みました。 「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」の続編…

「厳寒の町」を読みました

相変わらず調子が上がらず、ご無沙汰してしまいました。 しばらく落ち着いていた不眠が、ここのところ復活してきて、その影響で日中ぼーっとしてしまいます・・・ 今日は結構元気 あせらずぼちぼちで行きます(^^)/ 「厳寒の町」(アーナルデュル・インドリダ…

「白夜に惑う夏」を読みました

金曜日は台風2号の影響でモーレツな雨でした。被害の出た地域もありましたね。 お見舞い申し上げます。 みなさまのお住まいは大丈夫でしたか。 私は午前中、美容院に行っていました。傘が役に立たないかもと思い、合羽とタオルもも持っていきました。靴はも…

「湖の男」を読みました

例年よりずいぶん早く梅雨入りしました。 こちらはまだそれほど雨が強くありませんが、台風が近づくにつれて大雨になりそうです。最新の情報に注意して、油断なく過ごしたいです。 「湖の男」(アーナルデュル・インドリダソン 著/柳沢由実子 訳)を読みま…

「大鴉の啼く冬」を読みました

どうも調子が出ません・・・ 口の端っこに水ぶくれができて痛いです(>_<) ヘルペスというやつ。 昔から体調がイマイチのときによくなるので、ちょっとゆっくりしなさいよというサインかなと思っています。 あくびをするとピキッと切れて痛い! 「大鴉の啼く…

「五番目のコード」を読みました

ご無沙汰してしまいました<(_ _)> 天気や気温の変化のせいか、調子が出なかった一週間でした。 コメントのお返事やみなさまのブログへの訪問ができず、ごめんなさいです。 ぼちぼち更新していきます(^^)/ 「五番目のコード」(D・M・ディヴァイン 著/野中千…

「声」を読みました

昨日も今日も昼から雨☔ 今週も週末は雨になってしまいました~ ハイキングの予定はなかったので、読書やミニ掃除をして過ごしました。 インドアの休日もいいものです 「声」(アーナルデュル・インドリダソン 著/柳沢由実子 訳)を読みました。 アイスラン…

「消人屋敷の殺人」を読みました

「消人屋敷の殺人」(深木章子 著)を読みました。 東京から車で5時間のQ半島にある軽磐(かるいわ)岬の突端に建つ消人屋敷。 明治の初め、この屋敷から20人近くの人間が煙のように消失したことからそう呼ばれている。 さて、現代。大学生の幸田真由里は、…

「緑衣の女」を読みました

大雨でしたね☔ 夜中に警報(大雨・洪水)が出たみたい。 全国的に大雨だったので、大きな地震があった能登地方も心配です。 コロナも5類になり、大型連休も終了。 これからは、大雨や暑さによる熱中症にも気をつけないと。 「緑衣の女」(アーナルデュル・…

「ライオンのおやつ」を読みました

「ライオンのおやつ」(小川糸 著)を読みました。 図書館に予約をかけてから、2年以上待ってやっと回ってきた本です。その間に本屋さんでは文庫が並ぶようになってしまいました 主人公は海野雫。30代の女性。癌を患い治療を続けたものの余命を告げられ、ホ…

「湿地」を読みました

「湿地」(アーナルデュル・インドリダソン 著/柳沢由実子 訳)を読みました。 初めてアイスランドのミステリーを読んだ。 何せ“アイス”ランドなんだから、たぶん寒くて冷たいところなんだろうと想像していた。 舞台は2001年10月のアイスランドのレイキャヴ…