う~~、今日はだいぶ暑くなりました。いよいよ夏🌞って感じになってきました。
毎年のことながら、熱中症には気をつけないと。
「危険な蒸気船オリエント号」(C・A・ラーマー 著/高橋恭美子 訳)を読みました。
「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」の続編です。
ブッククラブのメンバーは、ビクトリア時代の蒸気船を模したオリエント号のクルーズに参加することになった。
オリエント号はイギリスのロンドンからオーストラリアのシドニーを航行する豪華クルーズ船。それほどリッチではないアリシアたちメンバーは、運よくその一部の区間(シドニー~オークランドの5日間)を旅する機会に恵まれた。
その5日間に、宝石盗難事件、乗客女性の不審死、船長夫人の船からの転落ー行方不明・・・と事件が続けざまに起き、ブッククラブのメンバーが解決に乗り出す。
前作にも書いたが、このブッククラブはアガサ・クリスティー好きの集まり。
オリエント号という客船の名前は、探偵ポワロが活躍する有名な作品を連想させる。
でもこのクリスティー作品を知らなくても(読んでいなくても)、問題はない。
メンバーそれぞれの聞き込み(?)の積み重ねと、アリシアのひらめき💡で、事件は見事に解決する。
船旅は憧れる。私はまだ船で泊まったことがないから。
豪華なクルーズ船はとても無理だろうけど、1泊くらいなら乗ってみたいなと思う。
(無料イラストより)