もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「五番目のコード」を読みました

ご無沙汰してしまいました<(_ _)>

天気や気温の変化のせいか、調子が出なかった一週間でした。

コメントのお返事やみなさまのブログへの訪問ができず、ごめんなさいです。

ぼちぼち更新していきます(^^)/

 

五番目のコード (創元推理文庫)

「五番目のコード」(D・M・ディヴァイン 著/野中千恵子 訳)を読みました。

初めは、cordをcodeと勘違いして「記号」とかの意味に捉えていました💦

cordはコードレスマイクや電気コードなどと昔使われた「ひも」の意味です。

 

イギリス北部のケンバラ(たぶんスコットランドになるんじゃないかと思うが、調べても不明)で起こる連続殺人。現場には、葬儀社が親族に渡す「棺の絵が描かれたカード」が残され、棺には八つの取っ手(コード)の位置が書き込まれていた。カードの裏には「第1のコード」から始まり、殺人の進行とともに「第2~」「第3~」とカウントされていく。

ケンバラは小さな町で、誰もが顔見知りに近く、人びとは「次は自分ではないかと怒れ始める。

 

主人公は新聞記者のジェレミー。第1の事件から偶然関わるはめになり、やがては自らが犯人だと疑われてしまう。

過去にこだわり、なかなか前向きに人生を歩めないジェレミーだったが、事件の真相を追うことで少しずつ変わっていくところがみどころ。

 

主人公のジェレミーが“だめだめ”で、「しっかりしろよ」と思わず言いたくなってしまった。

それでも、完全無欠の探偵さんよりは人間的で応援したくなるから不思議だ。

最後はハッピーエンド。ミステリーとしては珍しいかな。

 

葬儀社が配る棺のカードについて。

葬儀で棺を持つ人々に、持つ取っ手を示すために使われるそうだ。

 

調子が出ない原因のひとつに、今期からマンションの管理組合の当番(理事)になることがあります。旦那さんが担ってくれるのですが、役決めはくじ引きで、なんと“長”が当たってしまいました💧

マンションの住人も高齢化で理事の確保が難しくなってきました。規約を改正して80歳以上は年齢を理由に断ることができるようになり、予定より早く我が家に回ってきました。今回で4回目の当番になります。

高齢化と人手不足の問題は既に身近に迫ってきています・・・