もりっちゃんのゆるブログ

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「青雷の光る秋」を読みました

青雷の光る秋 (創元推理文庫)

「青雷の光る秋」(アン・クリーヴス 著/玉木亨 訳)を読みました。

シェトランド四重奏”と呼ばれる4部作の最終巻。

信じられないくらいショッキングなラストでした。久しぶりに小説を読んでショックを受けました。

 

これはあかんやろ。この終わり方はないやろ。

あんまりぶつくさ言いながら読んでいるので、「そんなに嫌なら(読むの)止めたらいいのに」と家族から言われる始末・・・

結婚を決めたペレス警部とフランは、ペレスの両親に会うためシェトランド本島から南に離れたフェア島を訪れる。

ペレスの両親は二人を祝って、島のフィールドセンター(島の鳥の調査基地)で婚約パーティーを開く。センターの職員や、宿泊しているバードウォッチャーたちにも祝福されるふたり。

しかし、嵐のため飛行機も船も航行ができなくなり、まさに孤島となるなか、センターの監視員が殺されてしまう。ひとりで捜査を始めるペレスだが・・・

 

ミステリー作品なので、私の憤りをすべて書いてしまうことはできない。

それが悔しい~~っ!

 

四重奏の最後は秋、それも晩秋だ。誰もがやがて訪れる厳しい冬を予感しながら、短い秋を過ごしている。

原題は“BLUE LIGHTING”。 色は青でした。

 

シェトランド四重奏”は完結ですが、ペレス警部の登場する作品はまだあるので、続きを読むことにします。

ショックと悔しさのあまりひどい紹介になりました。

ある登場人物に思い入れが強すぎると、ままこういう結果になってしまうのかもしれない。