3/11(木)のお出かけの続きです。
前半は昨日(3/12)の記事に書きました。
昼からは、神戸ファッション美術館で開催中の
「こわくてたのしいスイスの絵本 展」を観覧しました。
午前中に見た「至高の小磯良平展」のチケット半券を提示すると、
団体料金に割引してくれます。
※昨日の記事に書いた六甲ライナーセット券はいつもあるわけではなく、
今回の「至高の小磯良平展」限定の割引券です。
チケット半券提示の割引は、
小磯記念美術館、神戸ファッション美術館、神戸ゆかりの美術館の
3館で常時行われているものです。
3人のスイスの絵本画家を紹介した展覧会。
絵はがきから少し紹介します。
エルンスト・クライドルフ(1863~1956)
『花を棲みかに』より「山の草はら」
エルンスト・クライドルフは以前伊丹の美術館で初めて見ました。
記事はこちら ↓
「エルンスト・クライドルフ展」へ - もりっちゃんのゆるブログ
そのときの写真を少し再掲します。
再会できてうれしかったです。
フェリックス・ホフマン(1911~1975)
「ブレーメンの音楽隊」
グリム童話の中の一編。
泥棒の家で泥棒を追い出して家に入り、ご馳走を食べている場面です。
ニワトリはテーブルに直接立ってお行儀が悪いですねえ。(笑)
グリム童話はとても残酷な場面が多いことで有名です。
スイスは4つの公用語があります。
ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語で、
地理的、歴史的、文化的に密接な言語をそれぞれの地方で話されています、
人口的にはドイツ語が一番多く、グリム童話も身近なお話だったのでしょう。
冒頭のポスターもホフマンの絵。
「おおかみと七ひきのこやぎ」の最後の場面です。
あれ、六匹しか寝ていません。いえいえ、お母さんの真ん前にもう一匹います。
ハンス・フィッシャー(1909~1958)
「こねこのぴっち」
自分の子どもたちのためにフィッシャーが創作しました。
真ん中のかごの中にいるのがぴっち。
かわいくて気に入りました。
楽しそうに見えてもじつはこわい、こわそうに見えていても楽しい
とチラシの紹介文にもありました。
外国の絵本は残酷な場面もこどもたちに配慮しながら、筋を曲げずに
そのまま描いているように思います。
日本では筋が曲げられていることがありますからね~
美術館の前にはモクレンが咲いていました。
花壇にもいっぱい花が。
春ですよ~ は・る 🌸