もりっちゃんのゆるブログ

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「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」へ その1

 先週の水曜日(11/18)、国立国際美術館(大阪中之島)へ

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を見に行きました。

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骨組みのようなオブジェが美術館の1階部分。(後方のビルは関電のビル)

10時からの日時指定券で、10時前には既に長蛇の列が・・・ ↑

チケットの確認、注意事項の説明、体温チェックと手指消毒を終えて

やっと入場。

ロッカーに荷物を入れ、トイレに並ぶ。

地下3階まで降りて、やっと展示室の入り口に着きました。

 

ロンドン・ナショナル・ギャラリーは、1824年に設立された英国の

美術館。ロンドン中心部、トラファルガー広場に面して建っています。

多くのヨーロッパの美術館とは異なり、王室の収集を母体とせず、

市民の手で市民のために形成されたことが一番の特徴です。

今回出品された61点全てが初来日。生きててよかった・・・・(T_T)

 

7部構成で展示されていました。

  ↓

Ⅰ イタリア・ルネサンス絵画の収集

  サンドロ・ボッティチェッリ  《聖ゼノビウス伝より初期の四場面》

  ティツィアーノ・ ヴェチェッリオ《ノリ・メ・タンゲレ》

  ヤコポ・ティントレット    《天の川の起源》

 

Ⅱ オランダ絵画の黄金時代

   レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン

                 《34歳の自画像》

  ヤン・ステーン        《農民一家の食事(食前の祈り》

  ヨハネス・フェルメール    《ヴァージナルの前に座る若い女性》

  

Ⅲ ヴァン・ダイクとイギリス肖像画

  アンソニー・ヴァン・ダイク

  《レディ・エリザベス・シンベビーとアンドーヴァー子爵夫人ドロシー》

 

Ⅳ グランド・ツアー

  カナレット(本名:ジョヴァンニ・アントニオ・カナル)

                《ヴェネツィア:大運河のレガッタ》 

  フランチェスコ・グアルディ 《ヴェネツィアサン・マルコ広場

 

Ⅴ スペイン絵画の発見

  フランシスコ・デ・ゴヤ 《ウェリントン公爵

  エル・グレコ(本名:ドメニコス・テオトコプーロス)

              《神殿から商人を追い払うキリスト》

  ディエゴ・ベラスケス  《マルタとマリアの家のキリスト》

  バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 

               《幼い洗礼者聖ヨハネと子羊》 

 

Ⅵ 風景画とピクチャレスク

  二コラ・プッサン 《泉で足を洗う男のいる風景》

  ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 

           《ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス

 

Ⅶ イギリスにおけるフランス近代美術受容

  ジャン=バティスト=カミーユ・コロー

            《西方より望むアヴィニョン

  カミーユピサロ  《シデナムの並木道》

  ピエール=オーギュスト・ルノワール 

            《劇場にて(初めてのお出かけ)》

  エドガー・ドガ   《バレエの踊り子》

  クロード・モネ   《睡蓮の池》

  フィンセント・ファン・ゴッホ   《ひまわり》

  ポール・ゴーガン  《花瓶の花》

  ポール・セザンヌ  《プロヴァンスの丘》 

  ※赤字は主な作品

 

「私語は慎んでください」というカードを持ってスタッフさんが

巡回していますが、みんな興奮してきてしゃべってしまいます。

 

次回は作品を少し紹介します。