もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「女がそれを食べるとき」を読みました

お正月が終わるとスーパーでは節分豆の販売や恵方巻の予約が

始まります。

あと受験のお夜食コーナー。

私は受験生のとき、夜食というものを食べたことがないです。

そんなに遅くまで勉強しませんでしたから(笑)

親もさっさと先に寝ていましたし、私も12時くらいには寝てました。

息子の受験のときも、夜食を作ったことはありません。

大体息子の方が先に寝ていたような・・・(こりゃあかん)

夜食のメニューを見ると、体があたたまるもの、

お腹にやさしいものが多いですね。

ちょっと夜食に憧れます💛 

 

女がそれを食べるとき (幻冬舎文庫)

「女がそれを食べるとき」(楊逸 選・日本ペンクラブ 編)を

読みました。

女性作家の描いた“食と恋”を巡る傑作小説を、芥川賞作家・

楊逸が選出。甘美なため息がこぼれるほど美味なる9篇を

味わえる、贅沢なアンソロジー

と紹介されています。

9篇は以下の通り。

 

江國香織氏の「晴れた空の下で」が以下の「NHK国際放送が

選んだ日本の名作 1日10分のごほうび」に入っています。

  ↓

1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)

 

「晴れた空の下で」は老夫婦の食卓をほのぼのと描いていて、

温かい気持ちになります。(実はしかけがあるのですが)

 

でも他の作品は、「食べる」ということの意味や根本的な本能を

描いていて、特に「贅肉」と「骨の肉」は凄まじいです。

選ばれた9篇は、それぞれ短編集からとられており、

その短編集も読んでみたいと思っています。