もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

世界史動画 視聴完了しました

昨日、ソ連最後の指導者ゴルバチョフ元大統領が

亡くなったニュースが流れました。

1980年代半ばからソ連が解体される1991年まで、

歴史の変わり目を象徴する人物。

ちょうど昨日、世界史動画「ムンディ先生の世界史20話」の

最後の第200回を見終えたところだったので、

感慨深いものがありました。

 

3月から始めた世界史の学び直し、

ちょうど半年かかったことになります。

特に最後の現代史の部分は、高校ではほぼ扱わず、

改めてつながりがわかり、納得できたことも多かったです。

高校では、私は3年間世界史を習いましたが、それでも

教科書を全部終えることができず、

旦那さんの高校では、「ゲルマン民族移動」までだったと。

   ↑

 (これはひどい!?)

 

現在のウクライナとロシアの戦争も、

9.11に代表されるテロの問題も、

急にポコッと生まれてきたわけではなく、

生まれる土壌がそれまでの過去に作られていたことが

わかる。

歴史を学んで、それを未来に活かさなければ

いけない。私なんかはもう若くないので何もできない

と思うけれど、学びとは本来そういうものだと思う。

 

さて、動画視聴は終わったけれど、プリントの整理や

学参での勉強はまだ続けるつもり。

あとは、気になった本を借りるか買って、読んでみたいと思う。

ムンディ先生の動画、おもしろかったです。

眠くもなったけど(←すんません💦 でも歴史の授業の

お決まりです(*^^*)

寝てしまい、みみずのはったノートになっても動画なら

大丈夫。何度も再生できます(^^)v

ムンディ先生の動画で歴史の好きな学生さんが

増えたらいいな。

 

 (無料イラストより)

 

池田へ行ってきた

猛烈な台風が沖縄方面に近づいています。

迷走して北に向かい、西日本に近づく可能性も。

油断せず気をつけましょう(^^)/

 

昨日は大阪の池田に行ってきました。

逸翁美術館でやっている展覧会が今週いっぱいなので。

その報告は次回に回すとして、

今日はお昼に食べた天丼を。

かけそば付いているセットにしました。

てんぷらは、海老が2尾、きすとイカ、さつまいも、

かぼちゃ、なすびです。

量が多そうに見えますが、ご飯が少なく、おそばと食べて

ちょうどよかったです。

 

まだコロナが落ち着いていないので、

食事はできるだけ大きくスペースの広いお店で食べるように

したく、梅田で探すことにしました。

帰りの阪急宝塚線でトラブル(踏切に車が侵入)があり、

30分ほど電車が止まり、

梅田に着いたのは1時過ぎ。

阪急三番街のフードパークに行くと、すいていてよかったです。

 

台風のせいか、蒸し暑さが増し、今日も暑いですね。

久しぶりにエアコンを入れました。

夏の疲れが出る頃。みなさまご自愛くださいね。

 

アートパズル塗り絵③夢見る天窓

今週は比較的過ごしやすかったです。

もうクマゼミは鳴いていません。コオロギなど秋の虫が

鳴き始めました。

ちょっとずつ夏が終わり、秋が近づいていますね🍁

 

パズル塗り絵を仕上げました。

これも間に白い部分があり、すっきりしたデザインです。

こんなきれいな天窓ならいいなあと思いますが、

天窓から中を覗くゾンビとか怖い映画を思い出してしまいました。(笑)

 

「柳田國男先生随行記」を読みました

柳田國男先生随行記

柳田國男先生随行記」(今野圓輔(こんのえんすけ) 著)を

読みました。

新しい本です。(2022年3月30日発行)

さらっぴんの図書館の本を大事に読みました。

この本は、毎日新聞書評欄「今週の本棚」(2022年

4月23日付)で紹介されていました。

 

民俗学に興味があるとブログにも書いておきながら、

大御所である柳田國男氏の本は「遠野物語」くらいしか

読んだことがない・・・(;'∀')

これから勉強しまっす(`・ω・´)ゞ

 

作者は1982年に逝去されている。

第一次大戦の始まった1914年に生まれ、慶応大学在学中に

柳田先生の弟子でもある佐藤信彦氏や折口信夫氏らの

講義に触れ、卒業後新聞記者のかたわら民俗学者としても

活躍されたかただ。

1941年11月、卒業間近の作者は、柳田先生の講演旅行に随行する。

そのときのメモをおこした記録が本書である。

 

いや、もうおもしろかったのひと言だ。

作者の柳田先生“愛”が尋常じゃない。

大先生のお供は大変だ。

「気がつかない」と怒られ、気を使うと「余計なこと」と

叱られる。

そんな日々を17日間も続け、

疲労困憊しながら、作者はそれでもうれしそうだ。

今朝は七時に起きた。昨夜、先生が、ひっきりなしに

咳をなさるので幾度も目がさめた。そして目ざとい

自分が嬉しかった。夜中、ひどく咳をなさるために

二度も三度も声をかけて静かに、二言、三言、ことばを

かわすとき、非常に親しい気持ちになるのであった。

(「柳田國男先生随行記」“別府から小倉へ”より)

 

1941年の12月8日が真珠湾攻撃の日だから、もう間もなく

日米開戦という時期にあたる。

そんな雰囲気が伝わる描写もある。

昨夜はほとんど眠っていない。日米交渉難航で、学校は

三ヵ月繰り上げ卒業にきまった。卒業論文作成が間に合い

そうもない。来春三月卒業が来月大晦日卒業という

気ぜわしさである。

(「柳田國男先生随行記」“木曽路から名古屋へ”より)

日米の風雲は、いよいよ急になってきた。このぶんでは、

どうでも一戦がなくては済むまい。必然の運命である。

日米交戦論が喧伝されだしたのは、私のまだ中学へもはいらぬ

ころだったが、こんどこそは、その秋がきたのではあるまいか。

(「柳田國男先生随行記」“奈良を経て京都へ”より)

 

旅行中の食事は残念ながらひどいものだったようだ。

物がない時代なのでしかたがない。

“チューリップのコーヒー”が登場する。

チューリップの球根を使ったいわゆる代用食のようだ。

食事があてにならないからか、

お供の作者は食パンを3斤、マーマレードを瓶ごと

持ち込む。

上諏訪の手前で、持参の食パンにマーマレード

いっぱいつけて先生と半ぎん食べた。

先生が、甘いマーマレードのついたパンを持って

どこかへ立たれたので、見ていると、五つばかり

後ろの席にいる男の子にやっている。そして席に

ついてからまでにこにこしておられた。

(「柳田國男先生随行記」“木曽路から名古屋へ”より)

柳田氏の子ども好きな面がうかがえる。

 

九州の小倉と長崎で講演をするのが目的だが、

全国には柳田氏に会いたい人がわんさかおられ、

その人と会ったり、報告を聞いたり、

毎日予定が詰まっていた。

汽車の車内では、窓から見える景色を解説され、

そうでなければ本を読んでおられる。

作者は柳田氏の言葉を、氏の目を盗んでメモし、

文字におこしていた。

だからもちろん正確ではないかもしれない。

でも、柳田氏と作者も含めた多くの弟子や後輩との

師弟関係のあたたかさは十分感じることができる。

 

私自身は、卒業後に恩師と交流した経験がほとんど

ないので、もう少し接点をもっておけばよかったかな

と後悔も覚えた。

 

柳田氏の講演内容も載っているが、正直むずかしい・・・

民俗学そのものについては、まだまだ不勉強で、

ここに述べるようなことは何もない。

まあ、ぼちぼちやりまひょ(*^^*)

 

チキンカレー

昨日は通院の帰り、久しぶりにららぽーと甲子園へ

行きました。

いつもイトーヨーカドー側の入り口から入るのだが、

ドアが閉まっていて、「本日棚卸し。12時開店」と

張り紙。

回り道をして、他の入り口から中に入り、

ヨーカドー内にあるATM機に用があるため

12時まで時間をつぶすことに。

ぶらぶらお店を見てまわり、11時にフードコートが開店し、

新しくできたカレー店でチキンカレーを食べました。

ヨーカドー内にあるカレー店と似ていますが、

こちらは小さいサラダが付いています。

アイスコーヒーは別に注文しました。

ナンがこちらは手に油がつきにくく、あっさりした感じ。

カレーはちょっと甘め。次は、辛さをアップしよう!

 

このフードコートに来るといつも食べていたトルコライス

お店が閉店していました・・・

ショックΣ( ̄ロ ̄lll)

 

やっとイトーヨーカドーが開いて、ATMの用事を済ませました。

なんだか店内の様子が変わったように思え、

店内のポスターを見ると、9月末に改装する旨が

書いてありました。

コロナ禍も3年めで、大型ショッピングセンター内の

店舗もだんだんきびしくなってきたのかなと思いました。

ちょっとさびしいです。

 

アートパズル塗り絵②アニマルサークル

今週はまた暑いな・・・

今から高校野球の決勝をテレビで見ます(^^)/

  (無料イラストより)

 

アートパズル塗り絵、またひとつできました。

動物たちがサークル模様になっています。

白いすき間があると、柔らかな印象になります。

鹿の角とか、お猿のしっぽとか、細い所が塗りにくかったです。

 

「サキの忘れ物」を読みました

高校野球もとうとう準決勝。

彼らが地元に帰る頃、セミの声に代わって、

秋の虫の声が聞こえてくる。

さあ、酷暑ももう少しの辛抱。

 

サキの忘れ物

「サキの忘れ物」(津村記久子 著)を読みました。

2年前に新聞の書評欄で目にしてから、そのうちそのうちと

思っているうちに今になってしまいました。

九つのそれぞれに違った雰囲気の短編が収められています。

 

ひとつ、読んだ作品がありました。

ペチュニアフォールを知る二十の名所」。

たぶん、複数の作家を扱った短編集でだったと思うが・・・

 

どの作品もおもしろかったが、やはりタイトルにもなっている

「サキの忘れ物」が一番心に残った。

タイトルからは“サキ”という人の忘れ物の話か、と

想像されるが、少し捻りが入っている。

主人公は、病院に付設されている喫茶店でアルバイトを

している太田千春という女の子。

千春は、結婚して女の子が産まれたら、「サキ」という

名前を付けたいと思っていた。

へえ~私とおんなじじゃない! とびっくりした。

「音が大事!」というのも全く同じ!

一気に親近感が増す・・・

 

バイト先の喫茶店で、女性客が忘れていった本が、

「サキ」という作家の短編集だったのだ。

その本を千春は秘かに持ち帰り、読んでみようとする。

この「サキの短編集」、私は文庫で持っている。

サキ短編集 (新潮文庫)

O・ヘンリが大好きでよく読んでいたが、O・ヘンリと

肩を並べると言われている短編作家が、サキだ。

「おもしろい」というより、「変な話なんだけど、

なぜか心にひっかかる」話だと私は思っている。

 

そんな共通点もあり、「サキの忘れ物」は何度か読み直した。

誰もが孤独で生きづらい。自分のすぐ隣にも、同じ思いの

人がいる。

そんな人たちに対するさりげない応援のメッセージを

感じた。

それは、九つの短編すべてに感じることだ。

 

「行列」という作品もおもしろかった。

「あれ」と表現されるモノを目にするために、12時間

かかる行列に並ぶ話だ。

「あれ」が何なのか、最後までわからない。

「あれ」は「あれ」でいいのだけど、それを想像するのも

おもしろい。

 

表紙の装画もいい。

各作品のモチーフがちりばめられている。

 

津村氏の長編作品はまだ読んでいない。

機会があれば読んでみたいと思う。