もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「読めない遺言書」を読みました

今回の台風10号は早い情報で皆が用心したおかげか、

被害はかなり抑えられました。

それでもまだ停電の続くところもあります。お見舞い申し上げます。

今年は台風の発生が少ないので、これから増えてくるでしょう。

コロナと共に、災害にも気をつけて過ごしていきましょう(^^)/

 

読めない遺言書 (双葉文庫)

「読めない遺言書」(深山亮 著)を読みました。

深山氏の作品は初めてです。

図書館の本棚で見つけ、

緻密な構成と劇的な展開が導く、驚愕のラスト。

珠玉の長編推理小説

 と帯にあって、おもしろそうだと思いました。

 

中学の社会科教師、竹原俊和は、行方不明だった父親が孤独死した

と知らされる。父親が亡くなった部屋で、遺言公正証書を見つけ、

そこには見たことも聞いたこともない女性、小井戸広美に、

父が全財産を遺贈すると書かれてあった。

俊和はその女性を探し始める。

 

教師竹原が抱える不登校生徒の問題も絡まり、序盤は

重い話かな~と思いました。

ところが、タッチが軽い、軽い。ちょっと軽すぎ。

テーマが重いので、わざと軽く書いてあるのかと思うが。

最終的には問題が解決し、すっきりして終わるのだが、

私自身はあまりすっきりできなかった。

 

朝晩、少し過ごしやすくなりました。

ただ、疲れも出てきがち。無理せずぼちぼちやりましょうか。

 

「永遠の詩」を読みました

 台風10号は沖縄・奄美方面に近づき、そろそろ九州南部が暴風圏内に。

午前中に自転車を自宅まで運びました。

夜にはベランダのものを中に入れる予定です。

この辺りはそれほど暴風ではないかもしれないけれど、

何が起こるかはわからないし。

勢力を比較して、昭和36年第二室戸台風の様子がよくテレビで流れて

いますが、子どもの頃、この第二室戸台風がとても怖かったと

両親からたびたび聞きました。 

用心しすぎということはないでしょう。充分気をつけよう(^^)/ 

 

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 「永遠の詩(とわのうた)」(香月夕花(かつきゆか) 著)を読みました。

香月作品は「水に立つ人」に続いて2冊目。

今回は長編です。

 

高校を卒業した元基(もとき)は、家を出て友人・知人の家やネットカフェを

転々とした後、ガラス工芸作家の雨宮誠二の工房に住み込みで

働くことになる。

元基が家を出る原因となった出来事や、雨宮誠二の過去が次第に

明らかになっていく。

真ん中へんで突然予想外のことが起こり、びっくりしたが、 

テーマとしてはうーん、恋愛かな~、愛と憎しみ、ドロドロの人間模様。

 

ドラマなんかにはなりやすい題材だと思うけれど、

あまり好きではない分野だ。

たぶん自分が年を取って、面白みを感じなくなってしまったのかも。

ちょっと涙💧

 

「永遠の詩」は古いレコードの曲名からきている。

元基くんは二十歳にも満たない年で、信じられない人生経験をしたことに

なるけれど、この先もガラス工芸職人の道を歩んでいってほしいな

と思いました。

 

「常設展示室」を読みました

台風のせいか、昨日から少し暑さがましになりました。

エアコンも付けていません。

でも無理はしないようにします(^^)/

台風10号はおっかない。近畿地方からは遠いけれど、規模が大きいので

侮らず、明日様子を見て備えをするつもり。 

 

常設展示室: Permanent Collection

「常設展示室」(原田マハ 著)を読みました。

原田マハさんの本は「まぐだら屋のマリア」以来かな。

ゴッホを描いた「たゆたえとも沈まず」の文庫を自粛期間中に買った

けれど、まだ手をつけていない。

美術館勤務の経験から、美術や絵画、画家、芸術家に関係した

著作が多い原田さん。

この本も絵画をモチーフにした5編を、美術館の常設展示室に

なぞらえて並べてあります。

  • 群青 The Color of Life
  • デルフトの眺望 A View of Delfi
  • マドンナ Madonna
  • 薔薇色の人生 La Vie en Rose
  • 豪奢 Luxe
  • 道 La Strada

「群青」はピカソ<盲人の食事>、

「デルフトの眺望」はフェルメール<デルフトの眺望>、

「マドンナ」はラファエロ<大公の聖母>、

「薔薇色の人生」はゴッホ<ばら>、

「豪奢」はマティス<豪奢>、

「道」は東山魁夷<道>、

をそれぞれモチーフにしている。

 

どの作品も主人公は女性で、「豪奢」以外は40代の経験を積んだ

いわゆるキャリア女性。

「群青」ではメトロポリタン美術館のアシスタントプログラマー

「デルフトの眺望」では大手ギャラリーの営業部長、

「マドンナ」では上記「デルフトの眺望」の主人公の同僚、

「薔薇色の人生」では県の地域振興局内「パスポート窓口」

担当の派遣職員、

「道」は芸術系大学の教授。

(ちなみに「豪奢」の主人公は元ホステスの24歳)

 

私が主人公の彼女たちと共通するのは、美術館に絵を見に行くのが

好きという点だけだ。

いくら好きでも仕事となると別問題なのだろう。

 

絵画がモチーフになっているが、作品のテーマは、

女性の生き方や家族、恋愛、といった普遍的なものなので、

絵を知らなくてもまったく問題ない。

(私も知らない。「デルフトの眺望」は表紙の真ん中の絵。

 ネットで検索すればどの絵も見つかる)

積ん読になっている「たゆたえとも沈まず」もいつかは

読まないと。

 

<プチ ニュース>

今年初めてのいちじくを買いました。

6個入りです。楽しみです💛

 

ムクゲのリベンジ

先日のフヨウとムクゲを比較した記事、「フヨウ? ムクゲ?」

では、両方ともフヨウだという結果になりました。

ムクゲを探したいと思っていたら、自分のマンションの敷地に

ムクゲがありました。 

 

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 <花>

 

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 <葉と樹形>

 

花は違いがわかりにくいですが、めしべがフヨウほど

とんで出ていません。

そして、何といっても葉っぱが違いました。

フヨウに比べて長細くギザギザがあります。大きさも小さめ。

樹形は、フヨウのように横に広がらず、すくっと縦に伸びてる感じ。

 

たいぶ違いがすっきりしました(*^-^*) 

 

「レオナルド・ダ・ヴィンチ よみがえる天才2」を読みました

午前中は何とか辛抱していましたが、昼過ぎからエアコンを

入れました。

今は雲行きが怪しく雨が降りそうです。

台風が立て続けにやってきます。

10号は一昨年停電して困り果てた台風と同じくらい発達するそうで、

怖いです。気をつけよう(^^)/ 

 

よみがえる天才2 レオナルド・ダ・ヴィンチ (ちくまプリマー新書)

レオナルド・ダ・ヴィンチ よみがえる天才2」(池上英洋 著)

を読みました。

7/11(土)の毎日新聞書評欄で紹介され、図書館で予約して借りました。

池上氏の著作は「イタリア 24の都市の物語」に続き2冊目です。

 

世界で一番名を知られていると言ってもいい画家、

レオナルド・ダ・ヴィンチ

そのレオナルドの生涯と作品について書かれた評伝。

ちくまプリマー新書は新書版でも少し若い読者を対象にしているので、

わかりやすくかみ砕いた解説をされているような気がします。

 

その名前は、「ヴィンチ村のレオナルドくん」という意味。

村の公証人をしていた父の婚外子として生まれました。

その頃、婚外子は正式な教育も受けられず、レオナルドも

親と離れ祖父母と暮らし、13歳でフィレンツェの工房に

入ります。

 

画家、芸術家としてだけでなく、土木、建築、軍事、測量、

機械工学など、ほぼすべての分野において天才的な技術を発揮する

のだが、実はいわゆる器用貧乏だったことがわかった。

この本でも解説されている「最後の晩餐」と「モナ・リザ」の2点は

あまりにも有名だが、実はレオナルド単独の作品は非常に少ないのだ。

そして残っていても未完に終わっている作品も多い。

意外だった。

 

そして500年以上の年月、幾多の困難(戦災や政治不安)を

乗り越えて、レオナルドの作品を私たちは見ることができる。

それは本当に奇跡なんだなあと思えました。

 

「よみがえる天才2」がレオナルド・ダ・ヴィンチ

次は「よみがえる天才1」を予約しました。

画家ですが日本の人です。昨今とても人気のあの人。

予約人数が多いので回ってくるのはしばらく先。

気長に待ちましょう。

 

いしやきいも

9月になりました。

ここ最近は夕立ちのような雷雨がありますが、相変わらず猛暑です。

台風も次々発生してきましたし、いろいろ気をつけないといけないことが

ありますね。

 

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コープさんで「いしやきいも」というお菓子を買いました。

加賀野菜の五郎島金時というサツマイモを使った芋あんを

おいもの形にまとめたお菓子です。

五郎島金時は、今から三百年前、元禄の時代に遠く薩摩国(鹿児島)

から、加賀国(石川県)へ種芋を持ち帰り、栽培を開始。

日本海に面した五郎島はサツマイモの生育に最適な砂丘地です。

通気性、保水性に富む小さくもなく大きくもない砂丘の土壌が、

格別に美味しいサツマイモを育むのです。

 (パッケージより)

加賀(石川県)のお菓子だけど、メーカーは長野県です。

 

おいしかった。でも。

1袋178円(税抜き)で、5個入りでした(T_T)

もうちょっと食べたかった・・・

 

ムクゲ? フヨウ? 再確認

ムクゲかフヨウか、確認するためにもう一度写真を撮ってきました。 

 

<白いほう>

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 (花)

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 (葉と樹形)


<ピンクのほう>

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 (花)

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 (葉と樹形)

 

白いほうは1階の天井くらいまでの高さがありますが、

ピンクのほうはその3分の1くらいで低いです。

花のめしべが上向きがフヨウですが、白いほうははっきり上向き。

ピンクのほうはやや曲がってる気がします。

ただ葉っぱの形を見るとどちらも五角形。卵型でのこぎり状の

ギザギザがあるムクゲではない。

 

結論はどちらもフヨウである。

ただ同じフヨウでも種類が違うのかも。