台風10号は沖縄・奄美方面に近づき、そろそろ九州南部が暴風圏内に。
午前中に自転車を自宅まで運びました。
夜にはベランダのものを中に入れる予定です。
この辺りはそれほど暴風ではないかもしれないけれど、
何が起こるかはわからないし。
勢力を比較して、昭和36年の第二室戸台風の様子がよくテレビで流れて
いますが、子どもの頃、この第二室戸台風がとても怖かったと
両親からたびたび聞きました。
用心しすぎということはないでしょう。充分気をつけよう(^^)/
「永遠の詩(とわのうた)」(香月夕花(かつきゆか) 著)を読みました。
香月作品は「水に立つ人」に続いて2冊目。
今回は長編です。
高校を卒業した元基(もとき)は、家を出て友人・知人の家やネットカフェを
転々とした後、ガラス工芸作家の雨宮誠二の工房に住み込みで
働くことになる。
元基が家を出る原因となった出来事や、雨宮誠二の過去が次第に
明らかになっていく。
真ん中へんで突然予想外のことが起こり、びっくりしたが、
テーマとしてはうーん、恋愛かな~、愛と憎しみ、ドロドロの人間模様。
ドラマなんかにはなりやすい題材だと思うけれど、
あまり好きではない分野だ。
たぶん自分が年を取って、面白みを感じなくなってしまったのかも。
ちょっと涙💧
「永遠の詩」は古いレコードの曲名からきている。
元基くんは二十歳にも満たない年で、信じられない人生経験をしたことに
なるけれど、この先もガラス工芸職人の道を歩んでいってほしいな
と思いました。