午前中は何とか辛抱していましたが、昼過ぎからエアコンを
入れました。
今は雲行きが怪しく雨が降りそうです。
台風が立て続けにやってきます。
10号は一昨年停電して困り果てた台風と同じくらい発達するそうで、
怖いです。気をつけよう(^^)/
「レオナルド・ダ・ヴィンチ よみがえる天才2」(池上英洋 著)
を読みました。
7/11(土)の毎日新聞書評欄で紹介され、図書館で予約して借りました。
池上氏の著作は「イタリア 24の都市の物語」に続き2冊目です。
世界で一番名を知られていると言ってもいい画家、
そのレオナルドの生涯と作品について書かれた評伝。
ちくまプリマー新書は新書版でも少し若い読者を対象にしているので、
わかりやすくかみ砕いた解説をされているような気がします。
その名前は、「ヴィンチ村のレオナルドくん」という意味。
村の公証人をしていた父の婚外子として生まれました。
その頃、婚外子は正式な教育も受けられず、レオナルドも
親と離れ祖父母と暮らし、13歳でフィレンツェの工房に
入ります。
画家、芸術家としてだけでなく、土木、建築、軍事、測量、
機械工学など、ほぼすべての分野において天才的な技術を発揮する
のだが、実はいわゆる器用貧乏だったことがわかった。
この本でも解説されている「最後の晩餐」と「モナ・リザ」の2点は
あまりにも有名だが、実はレオナルド単独の作品は非常に少ないのだ。
そして残っていても未完に終わっている作品も多い。
意外だった。
そして500年以上の年月、幾多の困難(戦災や政治不安)を
乗り越えて、レオナルドの作品を私たちは見ることができる。
それは本当に奇跡なんだなあと思えました。
「よみがえる天才2」がレオナルド・ダ・ヴィンチ。
次は「よみがえる天才1」を予約しました。
画家ですが日本の人です。昨今とても人気のあの人。
予約人数が多いので回ってくるのはしばらく先。
気長に待ちましょう。