もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「西洋美術史入門」を読みました

今日は夕食にハンバーグを作ろうとミンチとタマネギを買って

きました。

玉ねぎのみじん切りは「ぶんぶんチョッパー」を使います。

ハンバーグの場合は玉ねぎ1個も使わないくらいですが、

キーマカレーを作るときは3個使うので、「ぶんぶんチョッパー」

でもなかなか時間がかかります。

私はスライサーを持っておらず、ほとんど包丁でやってしまうのですが、

みじん切りだけは、包丁でやると涙と鼻水でぐじゅぐじゅになり、

後始末(?)が大変なんです。

「ぶんぶんチョッパー」は重宝しています。

 

西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)

西洋美術史入門」(池上英洋 著)を読みました。

池上氏の本は3冊目かな。

美術の本の入門書を図書館で探して借りました。

予約がついてない本だったので、期限を延長しようかとのんびり

構えていたら、期限直前に予約がつき、あわてて読みました。

読後にブログを書くことを考えると、期限の2日前には読み終えて

いたいところです。

 

学生に「美術史」を講義している著者が、

高校生、大学生にもわかりやすい西洋美術史の導入書と

して書き下ろした本です。

ある芸術作品が、「何というタイトル」で、「誰が」、「何年に」

つくったかというデータを蓄積することは、ある程度必要。

でもそれ以上に、

「なぜその作品がその時代にその地域で描かれたのか」、

「なぜそのような様式がその時代にその地域で流行したのか」

という点を思考することが大事だといいます。

 

カラー口絵はもちろん、作中もたくさんの絵画、彫刻、建築作品が

紹介されています。

今年読んだ「漱石と鉄道」で紹介された絵が2点含まれていて、

もちろん偶然なのですが、読書をしていてこういう偶然に出合うと、

うれしくなります。

 ターナー <雨、蒸気、スピードーグレート・ウェスタン鉄道>

 オノレ・ドーミエ <三等客車>です。

 

切れ切れの知識がすっと一本筋が通ったように思えて、

整理ができました。

もちろんすぐ忘れてしまうので、また切れ切れになるのですが(^^ゞ

 

これで無事、期限に返却できるでしょう。ほっと安心。