もりっちゃんのゆるブログ

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「光媒の花」を読みました

紅葉も徐々に進んできましたね🍁

今日はインフルエンザの予防接種をしてきました。コロナの(次は7回目)予約は12月まで待たないといけないので、先にインフルを打つことにしました。

ちょうど去年の今頃、家族でコロナに罹ってしまったので、気をつけなければ・・・

 

光媒の花 (集英社文庫)

「光媒の花」(道尾秀介 著)を読みました。

 

先に読んだ「鏡の花」の姉妹作ともいえる連作短編です。こちらの方が先に刊行されており、「鏡の花」が姉妹作 と言った方が正しいかな。

装幀も同じ片岡忠彦氏です。

 

  • 第一章 隠れ鬼
  • 第二章 虫送り
  • 第三章 冬の蝶
  • 第四章 春の蝶
  • 第五章 風媒花
  • 第六章 遠い光

 

「鏡の花」のように多次元の話ではなく、第一章に登場する人物の一人が第二章の主人公になり、第二章の登場人物が第三章の主人公になる、というふうに順につながっていく構成です。

登場人物の過去や未来が、違う物語によって明らかになるのは新しい驚きでした。

道尾作品の新しいジャンルに触れ、この「光媒の花」もおすすめ作品に推したいと思います(^^)/