もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華」を読みました

少し前から準備を始めていた年賀状のデザイン。

今日やっと印刷できました。

年々枚数が減り、宛名は手書きできる枚数なので空き時間に

がんばります(^^)/

 

最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華 (角川文庫)

「最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華」(椹野道流 著)を

読みました。

「最後の晩ごはん」シリーズ第2巻。

今巻の主役は、「ばんめし屋」の常連である小説家の

淡海五朗(おうみごろう)さんです。

 

前巻を読んだときからタイトルの意味を考えていましたが、

どうも登場人物以外の人物に関係しているのではと

思えてきました。

登場人物以外の人物とは?なんじゃら?

 

実は「ばんめし屋」にはときどき幽霊がお客として

やってきます。👻

店長の夏神留二も、店員として働く五十嵐海里も

幽霊が見える!という特別な?眼を持っています。

このお客の幽霊に、前巻ではだし巻き卵を、今巻では

冷やし中華を「最後の晩ごはん」として出し、

幽霊は満足して消える・・・というわけです。

 

幽霊と人間、実はこの中間?というべき存在も登場します。

見えている世界が限られた小さいものだということを

この物語は気づかせてくれました。