もりっちゃんのゆるブログ

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「魔眼の匣の殺人」を読みました

今日から雨になり気温が下がりました。

ムシムシしますが少しほっとできますね。

今月は通院での検査が続くのでちょっと憂鬱です・・・

コロナの方も関西はまだ減る兆しがみえないし。

毎日同じサイクルの生活の繰り返しで、感性(もともとあるのか

疑問だが)が鈍くなっている気がする。

やっぱり元々ないのか??(笑)

 

魔眼の匣の殺人 屍人荘の殺人シリーズ

「魔眼の匣の殺人」(今村昌弘 著)を読みました。

 今年1月に読んだ「屍人荘の殺人」の続編です。 

 (記事はこちら ↓ )

「屍人荘の殺人」を読みました - もりっちゃんのゆるブログ

 

主人公で探偵役は、神紅大学(関西の有名私大という設定)

経済学部1回生の葉村譲(はむらゆずる)と

同大学文学部2回生の剣崎比留子(けんざきひるこ)。

今回は事件に巻き込まれたというよりも、自らある施設に

調査に出向いて事件が起こったというところ。

その施設は、人里離れた山の中に建っており、唯一の

連絡通路である橋が燃え落ち、外界と遮断される。

そう、今回もクローズド・サークルのミステリーだ。

 

******(9/4 追記)******

調査に出向いた施設の通称がタイトルにある“魔眼の匣(はこ)”。

その施設のある地区の名前である真雁(まがん)地区から

付いた通称だ。

匣が付くタイトルには「魍魎の匣」(京極夏彦 著)があるが、

この施設の使われ方を考えるとぴったりのように思う。

******     ******

 

ミステリーとしての衝撃は1作目(「屍人荘の殺人」)に

及ばない。

でも、1作目の事件を経て築かれた葉村と比留子の

“いい雰囲気”を、ニヤニヤしながら楽しめる。

そのためにも1作目から順番に読むほうがいいと思う。

実は3作目も出版されている。まだ図書館には入っていないが。

 

現場見取り図に滝があった。

絶対トリックのひとつになっていると思っていた。

結果は・・・・???

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  (無料イラストより)