台風が去っても雨が多いですね。涼しくなったのは幸いですが。
米澤氏は息子の好きな作家で息子はほとんどの作品を持っていますが、
この本はまだ持っていませんでした。
私が読みたいと言ったら「買うから貸してあげる」と言って
くれました。
この作品は単行本のときに(2014年末)、
「このミステリーがすごい!」(宝島社)
「ミステリが読みたい!」(早川書房)
と3つのランキングで首位を独占し話題になりました。
文庫になり先日NHKでドラマにもなりました。
短編集では珍しいことではないかと思います。
- 夜警
- 死人宿
- 柘榴
- 万灯
- 関守
- 満願
6つの短編で成っていますが、どれも濃い作品です。
そしてミステリーでありながら人間の隠れた深い面を
描いています。
なんといっても怖いのなんの。
お化けや妖怪より人間が一番怖いとあらためて思いますね。
このあと、同じ米澤氏の「儚い羊たちの祝宴」(これも短編集)
を息子に借りて読もうと思っています。
自分の本ではアガサ・クリスティーを順番に読んでいます。
これまたドラマで「パディントン発4時50分」と
「鏡は横にひび割れて」を見て。
そのうち(いつになるかな?)ブログに書きますね。