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「特別展 古代メキシコ」へ その2

今回は「特別展 古代メキシコ」で観覧した古代メキシコ文明の出土品のうち、テオティワカンで発見されたものを紹介します。

テオティワカンは、現在のメキシコの首都メキシコシティの近く。(ちなみにメキシコシティはテノチティトランという舌を噛みそうな名前でした)

 

死のディスク石彫(テオティワカン文明)

テオティワカンにある太陽のピラミッド、正面の太陽の広場から出土した。地平線に沈んだ夜の太陽を表していると解釈される。

 

火の老神石彫(テオティワカン文明)

太陽のピラミッド頂上部から出土。火に関わる儀式で使われた。

 

耳飾りを着けた女性立像(テオティワカン文明)

生贄埋葬墓(!)の中心から見つかった。白目の部分には貝、瞳には黄鉄鉱、歯は貝の象嵌である。

 

立像(テオティワカン文明)

羽毛の蛇ピラミッドで見つかった古代トンネルから出土。王墓があったとされる最奥部はほぼ盗掘されていた。

 

トランペット(テオティワカン文明)

巻貝の先端が切り取られた吹奏楽器。どちらもテオティワカンではみられない美術様式と内容の絵が描かれている。

 

鳥型土器(テオティワカン文明)

モデルはアヒルのようだが、貝などの装飾がたくさんついていて、カラフルでかわいい。

 

人形骨壺(テオティワカン文明)

 

香炉(テオティワカン文明)

先祖、神を崇拝する儀式用具と考えられる。赤や緑の彩色が美しい。

 

次回は、マヤ文明の出土品を紹介します。