もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「和菓子のアン」を読みました

 よく降ります。

押し入れを開けたら、きのこが生えているんじゃないかしら・・・

被災された地域がこれ以上増えないためにも、どうか早く収まりますように。

 

昨日からプロ野球やサッカー(J2)が観客を入れて開催されました。

甲子園球場は雨でコールドゲームになりましたが、

入場できた人は喜んでおられました。

応援歌も鳴り物もない静かなゲームでも、人がいるということが

こんなにほっとするもんなんだと思いました。

また少しずつコロナの感染者が増えてきています。

ひとりひとりが気をつけて行動したいですね。

 

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「和菓子のアン」(坂木 司 著)を読みました。

坂木さんの「短劇」がずいぶんブラックな話ばかりだったので、

長編を読んでみようと図書館で借りました。

 

「短劇」とはまったく真逆のほっこりしたお話。

高校を卒業後、進学するでもなく就職するでもなく、

自分が何をしたいのかわからず、デパ地下の和菓子屋さんでアルバイトを

始めた梅本杏子(うめもときょうこ)ちゃん。

ちょっとぽっちゃり体形の彼女は、自分の容姿に自信がなく、

そのうえ何の資格も特技もなく、初めての社会体験に落ち込む

ことも多い。

彼女の一番好きなことは食べること。

もともと好きだった和菓子だったが、季節の和菓子と接するうちに

和菓子の歴史や、それを求めるお客さんの気持ちを考えるようになる。

 

日常の謎」系のミステリー要素もあり、ハラハラドキドキの

場面もある。

和菓子の雑学も勉強になりました。

ブラックじゃなくて安心しました。

続編の「アンと青春」も借りてあります。それは次回に。