もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

中之島香雪美術館へ

今朝は寒かった~~

西宮神社の福男さんも寒かったでしょうね~

 

昨日は、去年開館した中之島香雪美術館へやっと行ってきました。

もともとの香雪美術館は阪急御影駅近くにあり、

2度ほど訪ねたことがあります。

香雪美術館は、朝日新聞社の創業者 村山龍平氏の蒐集した美術品を

収蔵しています。

御影の香雪美術館は村山氏の旧邸宅の敷地にあり、周囲のお屋敷まちの

中に静かにたたずみ、とても雰囲気があるのですが、

美術館の展示スペースは広くないので、少しもったいない気が

していました。

今回中之島フェスティバルタワーの向かい(西側)に

中之島フェスティバルタワー・ウエストができて、その4階に

中之島香雪美術館がオープンしたのでした。

 

昨日観たのは、開館記念展「珠玉の村山コレクション」その5

「物語とうたにあそぶ」です。

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「物語」と「うた」をテーマにする絵画や書、工芸品が展示されて

いました。

中で印象に残ったのは「浦島物語絵巻」で、描かれている話が

私の知っている物語ではなかったのです。

この浦島太郎は結婚していて妻がいます。

ある日、浦島太郎が釣りに出ようとすると、妻が「悪い予感が

するから行かないでくれ」と止めます。

でも太郎は釣りに出かけ、亀を釣りあげます。

その亀がお姫様に変身し、竜宮城へ連れて行く・・・

という話でした。

この先は紹介されていなかったので、結末はわかりません。

解説を読むと、浦島伝説は日本中にあって、話も少しずつ

違うそうです。

 

展示スペースは、うーん残念ながらそう広くなかった・・・

でも新しくきれいでした(当たり前か)

常設されているのが、原寸大で再現された「玄庵」という茶室です。

ここは撮影OKだったので、撮ってきました。

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(本物の(?)玄庵は旧村山邸にあります)

お土産に葛飾北斎の「肉筆画帖」絵はがきを買って帰りました。

今年も美術展に出かけたいですが、数年前に浮世絵にはまったように

新しい分野を開拓したいと思っています(^^)/

 

 

ねこあつめ5・6号 くりーむさんとちゃとらさん

昨日からやっと普段の平日に戻ってリズムができてきました。

やれやれ。

 

今日は久しぶりに「ニードルフェルトでねこあつめ」を

やりました。

5号のくりーむさんまで作って、ほったらかしにしていたところ、

正月明けに届いたのが25号。これはいけない!とがんばりました。

どうも、くりーむさんのブログへのアップもできていないみたいなので、

5号のくりーむさんと6号のちゃとらさんをアップします。

 

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くりーむさん。名前はくりこ。めすです。ピンクのボールも作りました。

 

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ちゃとらさん。名前はちゃらお。おすです。

前にあるグリーンの物体はさかなのけりぐるみ。

 

このシリーズ、付属の小さな小物が難しくて毎回苦労します。

小さい部品を作るときは、何度も指を刺してしまうし(T_T)

なかなか技術的な進歩がありません。とほほ。

 

明日からは「えべっさん」が始まります。

今年は福と一緒に寒波も連れてくるようで、寒さに気をつけないと

いけません。

ねこあつめ、続きをぼちぼちがんばります(^^)/

 

 

初詣2019

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今日は初詣に行ってきました。

甲子園球場の横にある、甲子園素盞嗚(すさのお)神社です。

家から40分くらい歩いてお参りしました。

いちおう?交通安全の神様なんですが、球場の隣りなので野球の

お守りやお札もあり、若者でにぎわっていました。

 

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私もお守りをいただき、おみくじも引きました。

「吉」でした。

年の前半は我慢して信心する。後半にいいことがある。

去年も同じような感じだったし、このところパッとせんなあ~

だめだめ。文句言わんと精進しないといけませんね(^^ゞ

 

この3日間でおもちやおせち料理にお酒(!)にお菓子と

おもいっきり炭水化物を摂り、体重が2㎏増。

これからは節制します(:_;)

 

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます

2019年が穏やかに始まりました。

寒さも一段落し、初日の出もきれいに拝めました。

今年は体と脳みそのメンテナンスに努めたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします<(_ _)>

 

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以前作ったスーちゃんのミニタペを飾って少しお正月気分🍶

おせちとお雑煮を家族でいただいてから、お腹をほぐしに散歩にでました。

何かお正月風景を撮ろうと思いましたが、静かで誰も外を歩いてなかった

・・・

もうちょっと遠出しないとだめだな。

 

お天気はよかったのに、朝から頭痛がひどくて薬を飲んでいます。

いろんなことをしたい気持ちと、体の拒否反応とのあいだで

モヤモヤする日々が今年も続きそうです(^^ゞ

この葛藤はこれから年を重ねる以上ますます強くなるでしょう。

どこで折り合いをつけるかが問題だと思います。

今年じゅうにやりたいこと、やっておかなくてはいけないことを

ちゃんとTo doリストにあげて実行しよう(^^)/

 

(余談)年末の歌番組で気に入った歌。

    山内恵介さんの「さらせ冬の嵐」です。かっこいい昭和風の歌💛

 

 

「暗黒館の殺人」全4巻 その2

今日も寒かった~ 洗濯を干していたら手がかじかんで・・・

風が強くて耳と鼻が痛い・・・

日本海側は積雪、新幹線も徐行で1時間の遅れと聞き、

寒いくらい我慢しなきゃと思いました。

 

昨日に続いて「暗黒館の殺人」について書きます。

暗黒館の殺人(二) (講談社文庫)

上の画像は第2巻ですが、このお話の中では第1巻(画像は昨日アップ済み)

がとても大事です。

熊本県の山深い森の中に、影見湖と呼ばれる小さな湖がひっそりとある。

その湖に浮かぶ小島に暗黒館は建っている。

暗黒館に向けて車を走らせる河南孝明青年の描写から物語は始まる。

河南青年が暗黒館にたどり着くところまでが第1部。

続く第2部から第4巻の第5部までは、暗黒館に住まう

浦登(うらど)家の人々におとずれた悲惨な事件が描かれている。

 

暗い館で起こる凄惨な事件にますます気分も暗くなると思いきや、

暗黒館に巣くう浦登家の秘密を知りたくてたまらなくなってくる。

第2巻に入ると読者もその秘密に見当がつくようになり、

自分たちも暗黒館を訪れた客人のように暗黒館を歩き回る。

でも第3巻、第4巻と読み進めるうち、わかってくる。

どうも自分たちは騙されているようだと。

なんかおかしい。どこかで間違ってしまったと。

あー、もうちょっと注意深く第1巻を読んでおくべきだったと後悔も。

 

本格物を読んで「あー騙された」と思うのは心地よい。

読み応えのある作品だった。

もう一度「館シリーズ」1作目「十角館の殺人」を読み直したいと

思いました。そういう仕掛けにもなっています。

 

 浦登家の当主柳士郎の息子 玄児くんと、玄児くんの友人 通称中也くんの

二人が事件の探偵役?として事件の真相と犯人を探して奔走します。

このふたり、のちの運命はつらいものですが、

誠実に生きているなと思える好人物でした。

 それもよかったです。

 

今年もあと2日。寒いのは我慢するので、どうか穏やかに過ごせますように。

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「暗黒館の殺人」全4巻 その1

今日はジムのワークアウト(運動)納め。

ジムは年内明日の午前中までやっていますが、私は今日で

お休みに入ります。

明日からはいよいよ忙しくなる・・・

でも私のやる大掃除は、今日キッチンをやって、今年は早くも

終了!

明日からは買い物とおせち作りに集中します(^^)/

 

12月に入ってから、綾辻行人氏の「暗黒館の殺人」を

ずっと読んできました。

暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)

全4巻のとても長いお話ですが、おもしろくて一気に読んで

しまいました。

説明がちょっと長くなりますがすみません<(_ _)>

 

綾辻行人氏は1987年「十角館の殺人」でデビューされました。

私はこれをほとんどリアルタイムで読んだと思います。

今から31年前の20代のときです。

それから順次刊行された「館シリーズ」を1冊ずつ買いそろえて

大事に読んできました。

十角館の殺人

水車館の殺人

迷路館の殺人

人形館の殺人

時計館の殺人

黒猫館の殺人

と、進んできて、「黒猫館」の1996年(文庫発刊)からしばらく

館シリーズ」はお休みに(笑)なってしまいました。

そしてやっと再開された「館シリーズ」が大長編の「暗黒館」

だったのです。

この文庫、出たのが2007年。私はぶっとい文庫4冊を新刊で買うのは

痛かったのでBOOK OFFに出るのを待ち、購入できたのは2010年を

越えていたと思います。

それを長い間押し入れで温め(笑)、やっとこの度読むことができました。

 

この一連の「館シリーズ」には、巻頭に館の平面図が載っています。

(巻頭ではなく途中にはさまれているのもあり)

不動産屋の広告に載っている間取り図、あのお屋敷バージョンです。

この家の間取り図、私は子どもの頃から大好きでした。

新聞に挟まっている広告を集めることに始まり、

そのうち自分でも間取り図を描くようになり、

小学校高学年には「館ミステリ」が大好きになりました。

古今東西の館ミステリ、館ではなくても密室物で部分的に

間取り図がある作品もそれだけで好きになれました。

 

あれから30年以上経って、情けないほど何も変わっていない私に

呆れながらも、変わらず好きなものを楽しめることに感謝しています。

 

「暗黒館」、一連の館の名前の中でも不気味な予感がぷんぷんします。

比喩というより見かけからそう呼ばれています。

真っ黒な館なのです。塀も家の壁も。

中に入ると、家の中も床や天井が真っ黒で、照明も薄暗く、

正真正銘の暗黒の館であります。

 

この「暗黒館の殺人」は全4巻できちんと完結したお話では

ありますが、できればこれまでの「館シリーズ」読後に

読んだ方がより楽しめると思います。

それまでの謎が一気に明らかになるからです。

「それは無理だ」というかたは、デビュー作の「十角館の殺人

だけでも読んでもらえればなと思います。

 

説明だけで終わってしまいました。

肝心の感想は次に回します。

 

 

 

 

「祈りの幕が下りる時」読みました

週末にかけて寒くなるそうです。びくびく・・・

風邪をひかないようにしないと。

 

祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)

BOOK OFFで購入して読了しました。

読み始めて・・・あれっ、なんか読んだことある、映像まで頭に浮かぶ。

たぶん図書館で借りて読んだみたい。 映画かテレビドラマかも見たみたい。

あ~、やってしまった。

幸い結末は覚えてないようなので、そのまま読み進めることに

しました。

刑事加賀恭一郎が日本橋にこだわる理由が明らかになるお話。

でも明らかになったのはそれだけではなかった。

東野圭吾の描く真相はいつも悲しく苦しい。

でもそこからしか新しく歩きだすことはできないのだろう。

 

お正月はのんびり読書といきたいものです。

そのためにも大掃除とおせち作り、ぼちぼちとがんばります(^^)/