雨続きでしたが、ようやく晴れました。🌞
やっぱりお日さまはいいですね💗
「第四の扉」(ポール・アルテ 著/平岡敦 訳)を読みました。
上の画像はハヤカワミステリ文庫で、私が借りた図書館本はポケミス版でした。
こちら ↓
新品かと思うほどピカピカ✨でした。
作者のポール・アルテは“フランスのディクスン・カー”と呼ばれているそうですが、私は初めて。
ハヤカワミステリー文庫<このミステリがヤバい!>フェア対象作品の3作目です。
文庫帯に書かれている斜線堂有紀氏のおすすめコメントは、こちら ↓
交霊×密室×フーディーニ! この小説は、読者を何度驚愕させられるかというポール・アルテの挑戦そのものだ
フーディーニとは、ハンガリー・ブダペスト出身でアメリカで活躍した奇術師。
私が思い出したのは、子どもの頃見た引田天功氏だ。
館で起こる密室殺人で、交霊会とフーディーニ顔負けの脱出トリックがミソである。
全204ページ中192ページまでは、正直それほど目新しさもなく、「うーん、もひとつだな」と思っていた。
それが最後の最後数ページで、物語の構造ががらっと変わってしまった。
この数ページを何度も読み直すこと間違いなし!の衝撃。
タイトルの「第四の扉」は物語のトリックからとられています。少々ネタバレですが、それでもラストの衝撃が薄れることはないでしょう。
<このミステリがヤバい!>フェア対象作品は残り1作なので、ここまで来たら完読(?)します(^^)/