もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「ヒポクラテスの誓い」を読みました

今日ももやっと暖かい日です。

ちょっと汗ばむくらい💦

急な変化に体がついていきません・・・

桜のつぼみも驚いているのではないでしょうか(笑)

 

ヒポクラテスの誓い (祥伝社文庫)

ヒポクラテスの誓い」(中山七里 著)を読みました。

中山七里氏の本はいろいろ読んでいますが、

これまたちょっと変わった毛色です。

 

主人公は医大の研修医、栂野真琴(つがのまこと)。

単位不足のため、法医学教室に行くよう指導教官の

指示を受ける。

内科医を目指す真琴にとって、法医学の世界は

驚きの連続だった。

 

最近でいえば、「監察医 朝顔」というドラマが

ありましたが、よくドラマでも描かれる世界です。

濃いキャラの人物が多数登場し、やりとりを

読んでいても飽きない。

冗談か本気か疑わしいやりとりの中にも、

死者への畏敬の念が貫かれていて、そこは

さすがだ。

 

ヒポクラテスは、古代ギリシアの医学者で「医学の父」と

呼ばれている。

医大や医学部には、ヒポクラテスギリシアの神に誓った

ヒポクラテスの誓い」が彫られたプレートが

あるそうだ。

 

 

この本はシリーズ化され、「ヒポクラテスの○○」という

タイトルで続編が出ている。

本作は真琴が法医学教室に正式に配属になったところで

終わっているから、これから先が本編ともいえる。

もちろん続編も読みます。(^^)/