国立国際美術館で開催中の「特別展 古代メキシコ」の記事、その3。
今回は、マヤ文明の出土品を紹介します。
マヤ文明は、メソアメリカ地域のユカタン半島で栄えた文明です。
大きな耳飾りと首飾りを着けた高位の女性と考えられる。
押型(マヤ文明)
布や皮膚に文様を付けるためのものという解釈が一般的。
儀礼か宮廷での謁見のための壮麗な出で立ちと思われる。この土偶は笛になっているそうだ。
首飾り(マヤ文明)
ヒスイとウミギクガイで作られている。
トニナ石彫(マヤ文明)
トニナはマヤで栄えた都市。球技を表している。
香炉台(マヤ文明)
この香炉台の上に椀型の土器が置かれ、その中で香が焚かれた。
次回は、マヤの代表的な都市国家パレンケで見つかった「赤の女王」を紹介します。