もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「検事の死命」を読みました

台風14号は変な進路をとりました。人的な被害がなく幸いでした。

こちらは今日いいお天気になりやれやれです。 

 

まだたまっている読書の記事をアップします。

検事の死命 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

「検事の死命」(柚月裕子 著)を読みました。

月氏の「最後の証人」を読んだ後、佐方シリーズを一度に予約して

読むことにしました。

最初に来たのが、この「検事の死命」。

予約人数の少ない本から回って来るので仕方ないけれど、

本来は「検事の本懐」の後で読むべきらしい。

(「本懐を知る」の続編「業をおろす」が含まれている)

 

月氏は、Eテレ「ネコメンタリー 猫も杓子も」で取り上げられて

いた作家。

小説の中だけでも正義が貫かれてほしい、みたいなことを

とおっしゃっていました。

 

読後は必ずすっきりできるシリーズ。

「読書」カテゴリーの記事では、読んで感じた思いをできるだけ

ことばにしようと思って書いています。

読んでしんどい思いになるのはなぜだろう。

読んでもやもやするのはなぜだろう。

このしんどさやもやもやは何なのかを考えて、ことばにしています。

これはなかなか時間がかかりますが、ここまでやってやっと

本が自分のものになった気がします。

佐方シリーズのすっきり感はどこから来るのか。

主人公 佐方の筋の通った生き方、かな。 

実際には無理だけど、小説の中だけの理想の生き方。

 

このシリーズはまだ数冊残っているので、楽しみにしときます。