もりっちゃんのゆるブログ

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夏越しの祓 2020

昨日、市内の小松南町にある岡太神社(おかたじんじゃ)に行き、

夏越しの祓のため茅の輪くぐりをしてきました。

 

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夏越しの祓(なごしのはらえ)は、旧暦の6月末に行われる半年分の穢れを落とす

行事で、この後半年の健康と厄除を祈願します。

新暦になっても6月30日に行われるところが多いですが、一部旧暦でも行われて

います。

晦日からお正月にかけては、年越しの祓が行われ、初詣のときに茅の輪を見かける

こともあります。

 

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岡太神社の茅の輪は、白っぽい縄で正式な茅の輪ではなさそうです。

本来はチガヤという草で編んだ輪のことで、

神社の境内に作られた大きな茅の輪の中を、

水無月の夏越しの祓する人は 千歳(ちとせ)の命延(の)ぶと

いうなり」

と唱えながら8の字を書くように3度くぐり抜けます。

正式ではなくても、茅の輪くぐりとして作られたものなので、

今年のような大変な状況をなんとか乗り越えられるようにお願い

しました。

こちらは、今年の1月「神戸七福神めぐり」で訪れた和田神社の

茅の輪くぐりです。 ↓

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今年はコロナのせいで、夏越しの祓の行事も縮小している神社もあるようです。

西宮神社では例年は公開なんですが、今年は神職のみで行うそうです。

 

この茅の輪くぐりの風習は、神話からきているそうです。

昔ある兄弟のところに一人の旅人が現れて一夜の宿を乞う。

裕福な兄は旅人を冷たく断り、貧しいながらも弟の蘇民将来

(そみんしょうらい)は温かく旅人をもてなした。

数年後、旅人が恩返しにと再び蘇民の元を訪れる。

実はこの旅人はスサノオノミコトで、その教えに従って茅の輪を腰に

付けたところ、疫病から逃れられ子々孫々まで繁栄した。

 (「暮らし歳時記」サイトより)

 

お参りのあと、水無月というお菓子を買って帰り食べました。

それはこの次にレポートします。