6/20に行った大塚国際美術館ツアー、第8弾です。(なかなか終わらんな~~)
B1フロアの残りを紹介します。
B1フロア
「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」 ジャック=ルイ・ダヴィッド
今回見た絵の中で(壁画を除く)、ダントツに大きい絵です。どどーんの壁一面にかかっており、この写真でも全部が入りきりません。(621×979㎝とありました)
パリのノートル=ダム寺院で行われたナポレオンの戴冠式で、ナポレオンが自ら戴冠した後、皇后ジョゼフィーヌの頭上に冠を載せようとする瞬間です。
アップに撮ってみました。 ↓
ちょっと暗いのですが、この絵も見たかったひとつです。既に亡くなっている人もいるのですが、必死に手を伸ばして救助を求める人たちの視線に自然と目がいきます。
この絵も大きいです。(491×716㎝)
「接吻」 グスタフ・クリムト
黄金の愛の世界・・・💕
「蛇使い」 アンリ・ルソー
ルソーの絵も20代から好きでした。不思議な魅力があります。
熱帯のジャングルの中でしょうか。月が出ているので夜ですね。ルソーはフランス国外に出たことがないそうで、植物園に行ったりしてこの絵を描き上げたそうです。
「田舎の結婚式」 アンリ・ルソー
「オフィーリア」 ジョン・エヴァレット・ミレイ
亡くなられた女優の樹木希林さんの「120の遺言~死ぬときぐらい好きにさせてよ」という本の表紙の絵に、この絵が使われています。(オフィーリアが樹木さんになっている)
シェイクスピアの「ハムレット」の登場人物であるオフィーリアは、ハムレットに冷たくあしらわれ発狂し、川に落ちて死にます。そんな悲劇のシーンなのに、なんだか周りはきれいです。
「オーヴェールの教会」 フィンセント・ファン・ゴッホ
ゴッホが亡くなる2ヵ月前に描いた作品。空も道も草もうねっています。
「アルルのゴッホの部屋」 フィンセント・ファン・ゴッホ
“黄色い家”と呼ばれたゴッホのアルルの家。その寝室を描いたものですが、同じ構図でゴッホは3作品描いています。これはパリのオルセー美術館のもの。あと2つは、ゴッホ美術館とシカゴ美術館にあります。興味のあるかたは検索してみてください。
「自画像」 フィンセント・ファン・ゴッホ
ゴッホは自画像も多いんですよね。ウィキペディアでみると、なんと38点も描いているそう。この作品ははオルセー美術館のもの。
以上ゴッホの作品は前回⑦に入れるべきでした。行っては戻りしながら回ったので、順番が前後してしまいました<(_ _)>
「一角獣」 ギュスターヴ・モロー
ギュスターヴ・モローは、印象派の画家たちとほぼ同じ時代に活躍した象徴主義の画家。聖書やギリシア神話を主な題材とし、想像と幻想の世界をもっぱら描いた。(ウィキペディアより)
「選ばれしもの」 フェルディナンド・ホドラー
(いや、もう10年近く前になるのね (;´д`)トホホ)
全く知らなかった画家でしたが、何と優しい絵だろうと思い写真を撮りました。
この絵はみなさんご存じでしょう。絵文字にもなってますから。😱
少女の不安と恐怖、少女の性的目覚め、成熟に向かう変化をあらわしているそうだが、少女の後ろの影が不気味に思える。
「北の花咲く野原」 ハラルド・ソールベリ
「夏の夜」 キティ・キーランド
北欧らしい風景だと思い、写真を撮りました。
さて、これでB1フロアが終了。1Fに上がります。もう少し!
次回に続く・・・✋