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「シン・東洋陶磁」展へ ⑤

「シン・東洋陶磁」展の記事、5回目です。

 

6 日本陶磁コレクション 陶魂無比

三彩 壺  奈良時代8世紀  重要文化財

 

「唐三彩」の影響を受けた「奈良三彩」の薬壺。

素朴でいいです。

 

須恵器 蹄脚 円面硯  奈良時代8世紀

 

須恵器:古墳時代中頃(5世紀初頭)に朝鮮半島から伝わった青灰色をした硬い土器

蹄脚:馬や牛などの硬い爪の部分

 

 

唐津 草鳥文(くさとりもん) 向付(五客)  桃山時代~江戸時代(17世紀前半)

 

唐津(えがらつ):唐津焼の一種 赤土に黄・青・黒などの釉薬をかけ、鉄絵で草画などを描く

向付:茶事における懐石料理の最初に出される膳の、料理を盛る器とその料理のこと

お膳手前の左側が飯碗で、その右側が汁椀が置かれ、その向こう側に置かれる器という意味

 

 

織部 耳付小壺  桃山時代17世紀初め

 

かわいい壺。何を入れたのでしょう。

 

色絵 椿文 輪花向付(五客)  江戸時代18世紀

 

輪花:器の口縁が花弁のようになっているもの

 

この輪花という技法、きれいですね。花模様が強調されているようです。

 

織部 舟形向付(五客)  桃山時代17世紀初め

 

そろそろ終わりに近づいています。⑥へ続きます✋