もりっちゃんのゆるブログ

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「夜明けの街で」を読みました

夜明けの街で (角川文庫)

「夜明けの街で」(東野圭吾 著)を読みました。

横浜が舞台の小説を探して図書館から借りてきました。

 

建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に堕ちた。二人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか? 渡部の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた・・・

(「夜明けの街で」作品紹介より)

 

渡部と秋葉の会社は東京にあるため、二人は横浜でデートをする。不倫の舞台として描かれる横浜は、夜の場面ばかりで、私の目的にはちょっと合わなかった😞 (仕方ないけれど)

もちろん夜景は素晴らしそう。

僕たちはまたしても横浜に来ていた。巨大な観覧車の見えるレストランで、僕たちは食事をした。料理もワインも旨かった。黒いワンピースを着た秋葉が、僕には女優に見えた。

(「夜明けの街で」より)

 

私は恋愛小説をほぼ読まない。若い頃からそうだ。

中学生までは読んでいた。10代後半になると、「恋愛は読むものじゃない。するもの!」と友人には豪語して(笑)、恋愛小説を読まなくなってしまった。

ミステリーやコメディにラブ要素があるものは好きだけど、恋愛がメインなのはどうもだめだ。

これは好みの問題で、恋愛小説を否定しているわけではない。

好きな恋愛小説もある。いつか再読して紹介できればと思う(10代前半に読んだものだけど💦)

おすすめの恋愛小説があれば教えてほしいなと思う。

 

さて、この作品の不倫カップルはどうなるのか。彼女(秋葉)の事件の謎は? これらのおさめ方はさすがの東野作品。

ミステリアスな恋愛ものがお好みなかたにはおすすめかもしれない。