もりっちゃんのゆるブログ

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「古都ヘラートの美Ⅱ アフガニスタンの細密画」へ

10月4日の火曜日、宝塚へ

「古都ヘラートの美Ⅱ アフガニスタンの細密画」を

見に行きました。

新聞の地域面で案内記事があり、

開催期間が9/30~10/4と短く、迷いましたが

思いきって出かけました。

会場は、阪急宝塚南口駅前の宝塚市立国際・文化センター。

 

ヘラートはアフガニスタン西部のまち。

14~16世紀に中央アジアを支配したティムール朝

サマルカンドから遷都した古都です。

ここに遷都したシャー=ルフは、学問や芸術を保護し、

文化的にとても栄えました。

細密画はミニアチュールと言われ、

植物や幾何学文様のほか、宮廷生活や物語・歴史を

題材をしたものなどがあります。

 

この伝統ある細密画は国立ヘラート大美術学部

細密画学科で研究が続けられています。

今回は、ヘラート大の教員と卒業生の女性3人の

作品、約50点が展示されていました。

 

細密画という言葉の通り、とても細かい図柄。

伝統絵画はどの国にも素晴らしいものがあるが、

細密画を初めて見て、

その鮮やかな色彩と細かい技術に驚きました。

 

入場は無料でしたが、アフガニスタンの女性支援を目的に

細密画の塗り絵とクリアファイルのセットを

販売していて、支援の一助になればと購入しました