昨日近畿地方は梅雨明けしました。
そして今から夏だと言わんばかりに猛暑がやってきました。
昨日はお出かけしていましたが、今日はお昼からエアコンを
入れました(-ω-;)
昨日、大阪市立東洋陶磁美術館へ「フィンランド陶芸 ~
芸術家たちのユートピア」を見に行ってきました。
「マリメッコ・スピリッツ」も同時開催されていました。
全館撮影OKだったので気に入った作品は撮ってきました(^^)v
(ピンぼけもあり(^^ゞ)
フィンランド陶芸の歴史は、1932年に設立されたアラビア製陶所の
美術部門に始まるようです。
そこでは設備の整った環境で作家の自由な創作活動が認められ、
数々の傑作が生まれました。
ミハエル・シルキン「彫像(駱駝)」
これは梟(ふくろう)ですね。
ルート・ブリュック「陶板《聖体祭》」86.0×138.0の大きな作品。
ブロックごとに作って後で合わせてあるのだけど、何ともおごそかで
美しい作品。
黄色と緑・青の配色が私たちにも身近な北欧風です。
1階と2階の吹き抜けにはマリメッコの生地がタペストリーのように
飾られていました。
左:キュッリッキ・サルメンハーラ「壺」
魚がサーフボードのようです。
細かな絵付けは珍しいです。
フリードル・ホルツァー=シャルバリ「ボウル(ライス・ポーセリン)」
ライス・ポーセリンは透かし模様の技法が使われたもので、中国で
蛍手(ほたるで)と呼ばれる技法です。
テーブルセット。 これも北欧風ですね。
2階と3階の吹き抜けにもマリメッコ。
あらっ、誰かしら?
ミュージアムショップでは北欧風のウッドボタンの
ブローチを買いました。
二つ穴のボタンに見えますが、実際穴があいているのか
家に帰ってから調べました。
穴はちゃんとあいていました。
<追記>
コメントに書いた「実用と芸術」について追記します。
実用品ーテーブルウェアや花瓶など と、芸術品ー置物 というふうに
分けるとわかりやすかもしれません。
もちろん芸術的な実用品もあり、現代においてはその境目が
なくなってきているかもしれません。
ただ陶芸の歴史において、始まりは実用品であり、
芸術品はおそらく宗教に関わるものだったのではと思います。
実用品は芸術ではないと言われていた時代があり、
そういう批判や対立の歴史を含めて、今の陶芸の世界を
私たちは味わうことができるのだと思ったのでした。
(2019/7/26)
美術館を出ると夏の太陽がぎらぎら🌞🌞
コンチキ、コンチキと鐘の音が聞こえてきました。
土佐堀川を上って行きました。もうちょっと行くと大川(旧淀川)です。
ちょうど翌日は天神祭の本宮。この日は宵宮だったんですね。
調べてみるとこの船は「どんどこ船」と言い、↑上の船「木場若中」
(高校生から大人が乗船している)と、
↓下の船「木場小若」(小中学生の子どもが乗船)の2つが活躍しているそうです。
天神祭の開催を知らせる役目があるそうです。
今日が本宮。夜は花火大会ですね。それも楽しみです🎇