もりっちゃんのゆるブログ

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浪速百景 うらえ杜若(かきつばた)

いいお天気ですね~ 外が静かだと鳥の鳴き声や木々のさざめきが

聞こえてきます。間違いなく季節は動いています。

 

また大阪市立図書館デジタルアーカイブの資料をお借りして、

記事を書くことにします。

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 大阪市立図書館 デジタルアーカイブより

  「浪速百景 うらえ杜若」 南粋亭芳雪/画)

 

 「うらえ」は現在の大阪市福島区にある浦江のことです。

1675年に蓮華杜若が当地に移植され名所の一つになったと記録されて

います。「摂津名所図会大成」には、

福島区鷺洲にある了徳院(お寺)の池には燕子花(この字もカキツバタ

が繁茂し、紫と白が相交わって咲く美しい光景を大勢の人が愛で、

浦江のカキツバタとして名高かったことが記されています。

了徳院には1688年初めて大坂を訪れた松尾芭蕉が詠んだ、

 「杜若語るも旅のひとつかな」

という句が刻まれた句碑もあります。

 

カキツバタとあやめ、花菖蒲の違いについて、以前記事にしました。

   ↓

 https://moricchan24.hatenablog.com/entry/20140428/1398682184

 

カキツバタは水中で生育。上の説明にもお寺の池に繁茂したと

ありますね。

飛んでいる鳥はツバメ。

もうすぐ5月。そろそろカキツバタとツバメの季節です。