
- 作者: アーノルド・ローベル,三木卓
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1972/11/10
- メディア: ハードカバー
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この本は私のお気に入りの絵本のひとつです。
(児童書では「いやいやえん」が一番です)
中には5つのお話が入っていますが、
最後の「おてがみ」という話が中でも大好きです。
初めて読んだのは、息子の小学校の教科書ででした。
図書館でこの話が載っている本を探して、シリーズ4冊とも借りて読んだのを
覚えています。
主人公は、かえるくんとがまがえるくん。
「がまくん」「かえるくん」と呼び合うともだちです。
簡単に言ってしまえばふたりの友情の話ですが、
それだけではない何か深いものを感じます。
この本を、大切な人を亡くした人やペットを失くした人、病に倒れた友人のお見舞いに
よく贈ってきました。
でも、自分ではまだ買ってなくて今回カタログで安くなっていたので
購入しました。
また「おてがみ」を読んで、やっぱりいいなあとしみじみしています。
ちょっと淋しいとき、人恋しいとき、懐かしい人に会いたいとき、
つらくてしんどいとき、
きっと勇気とユーモア、たっぷりの優しさをもらえると思います。