もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

米寿のお祝い

寒さが続いています。

ガス代は気になるものの、暖かい飲み物や食べ物で体の中からあたたまらないと、冷えてしまいます・・・

 

昨日、私の両親の米寿祝を実家近くの割烹料理屋で行いました。

両親は同い年なので二人とも米寿を迎えることになりました。

75歳で金婚式のお祝いをしたときは、大阪のお店の予約やプレゼントの旅行券など、弟と分担して子ども側で開催しました。

今回は、父親が近くのお店をもう2年近く前に予約し、料金もこちらで払うから遠いけど来てほしいと言われました。

弟とも何度も料金はこちらで出すから、と言ってもまったく聞かず、こっちでいろいろ考えているからと言うばかり。

仕方なく弟と相談して、両親へのプレゼント(洋服)をそれぞれ分担して用意することにしました。

 

当日、父は「今回は無事夫婦で米寿を迎えられた感謝と、生前葬を兼ねました」と冒頭あいさつをしました。

なるほど、そういうことかと思いました。

私と弟、それぞれの連れ合い、孫3人が、金婚式のとき以来 顔を揃えました。

お酒で顔が赤くなる前に、何枚か写真を撮り、それからはお料理を味わい、話に花を咲かせました。

ミニ懐石で、下は「八寸」の写真。↓

鶴の入れ物には、松前漬けが入っていました。

 

コロナでこの3年はあまり実家へ行く機会をもてず、気がかりで残念でしたがどうしようもなく、辛かったです。

今年は収まってくれたらいいのにと思います。

両親ともに、年々友人・知人が亡くなり、年賀状が少なくなりさびしいと言います。

周りに迷惑(だと自分でそう思うこと)をかけるのを極端に嫌い、私たち子どもにも、人に迷惑をかけないようにとずううっと言われてきました。

私は子ども時代はそれほどなかったのですが、大人になってから周りに迷惑をかけることが増えました。もちろん、本人にはそんなつもりはありません。でも結果的に迷惑になること、心配をかけることは非常に怒られました。「恥や」とか「恥ずかしい」とまで言われたこともあります。

以前、母との確執について書いたことがありますが、父とも考え方が違い言い争いになったことが数多くあります。

でも、人の考え方を変えることはできません。

いくら親でも、そういう意味で自分(の考え)を理解してもらうことは難しいのです。

私は今では、もう開き直り、私は私、迷惑かけないように気をつけるけど、結果的にそうなったらごめんなさいやわ、と思っています。

 

しかし、その親も年をとり、人に迷惑をかけてしまうことが予想できるようになったのだと思います。

もういいのに、と私は思ってしまいます。

そこまで完璧な人生にしなくてもいいのに、と。

でも、それはその人の人生、その人が決めること。

それで当人がいいなら、何も言わないことにしています。

 

もう生前葬までやってしまったと思っているので、このあとがっくり_| ̄|○くるんじゃないかと心配です。まあ、それも含めて認めるしかありません。

 

お互い迷惑かけてかけられて、心配しあうのがいいのに、と思う私は甘いのでしょうね。(笑)