先日、大阪池田に行ったのに天丼の記事だけ書いて、
間があいてしまいました。
池田にある逸翁美術館で開催中の
「ひゅうどろどろ怪奇まつり 歌舞伎に出てくるオバケだぞ~」
という展示会。
夏らしいタイトルにギリギリ間に合いました。
歌舞伎に登場するオバケたちを、当時の浮世絵師たちが描いた
錦絵で鑑賞します。
作品は撮影不可でしたので、
下手な紹介文だけになりますが・・・
「四谷怪談」
あの“お岩さん”ですよ。有名ですね。
「皿屋敷」
“お菊さん”ですね。
「牡丹灯籠」はどうでしょう。
「鵺退治」というのもありました。
鵺は、顔が猿、胴体が狸、手足が虎、尾が蛇、という妖怪。
「天狗」「狐」「猫」・・・
番外として、宝塚ファミリーランド(歌劇場の隣にあった遊園地)の
イベント「ゲゲゲの鬼太郎」のポスターもありました。
70年代~80年代のもの。
懐かしい、懐かしい。
「館内冷房しています」と1976年のポスターに
書いてありました。時代だなあ~
大学生の頃、梅田で待ち合わせといえば、紀伊國屋書店の
入り口にある大型ビジョン前でした。
でもここは非常に人が多く、反対側の入り口がまだすいていたので、
よくそこで待ち合わせしました。
そこは宝塚ファミリーランドのイベント紹介の場所で、
ゲゲゲの鬼太郎のパネルなんかがよく置かれていました。
「ゲゲゲ前」と名付けていました。
ケータイのない時代、待ち合わせの場所は重要でした。
(結構あります。坂道だし)
阪急電鉄の生みの親、小林一三氏の収集品を中心に所蔵している美術館です。
逸翁は、一三氏の雅号です。
池田の町は大学1~2回生(回生は年生のこと)に通った町ですが、
美術館へは初めて行きました。
というか、卒業後初めてです、池田に来たの。
池田に行くの、距離はたいしたことないのに自宅からは面倒なんです。
宝塚回りもできますが、運賃も時間もほぼ同じ。
運賃を気にしないなら、断然梅田回りが楽。
往きは十三回り、帰りは梅田回りにしました。
池田の駅も街並みも変わっていて、
「こんなんだったっけ」と思いました。
う~ん、昭和は遠くなりにけり?
補足)「阪急文化アーカイブス」と検索すると、
そのサイトで今回紹介した作品を検索して見られます。
(転載はできません)
「浮世絵」の「四谷怪談」というふうに。