イチョウも桜も紅葉した葉っぱが道路を覆う初冬の景色。
寒そうになった木々に、小さい白い実が付いていました。
ナンキンハゼの木です。
白いつぶつぶが実というか種で、白いのは蝋状の物質(脂肪)。
鳥が食べて中の種子を糞として排泄し、種が遠くへ運ばれる仕組みになっています。
これからたくさんの鳥がこの実をついばむ様子が見られるでしょう。
少し心配な記事を新聞で見つけました。
スズメやツバメなど身近な鳥の生息数が減ってきているというのです。
人間に近い鳥だけに、何が原因なのか気になります。
自然の仕組みは、絶妙なバランスのもとに成り立っています。
そのバランスが崩れることは決して無関係なことではないはずです。
これからも見守っていきたいです。