もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「盤上の向日葵」を読みました

昨日、旦那さんがコロナワクチンの2回目を接種しました。

何か副反応がないか、本人はびくびくしています。

私は来週です。

感染者がどんどん増えるので心配です。

何か月も緊張感をもって過ごすのは大変なストレス。

非常時であっても何とか平静を保とうとするのが人間です。

コロナ前のような行動をとりたくなるのは、仕方ないかなとも

思います。

できる限りの感染予防を各自で気をつけるしかありません。

今の状況が好転することを祈ります。

 

盤上の向日葵

「盤上の向日葵」(柚月裕子 著)を読みました。

去年から読みたいと思っていましたが、予約が多くあきらめて

いました。

でもたまたま開架棚で見つけ借りてきました。

表紙の王将駒でわかるように、将棋のプロ棋士が登場します。

 

平成六年、埼玉県大宮市(現さいたま市大宮区)の天木山の山中から

白骨化した男性の遺体が発見された。

死後約3年が経過しているという。

遺体と共に将棋の駒一組が駒袋に入った状態で発見され、

非常に高価な初代菊水月 作だと鑑定された。

全部で7組しかない初代菊水月の将棋駒の行方をたずねて

捜査が始まった。

県警捜査一課の石破警部補と組むことになった、所轄の

大宮北署地域課巡査部長佐野直也は、元奨励会員だ。

 

「死神の棋譜」(奥泉光 著)と違って、登場する棋士の名前も

棋戦の名称も架空になっているが、奨励会の仕組みなどは

変わらない。 

プロになるまでも大変な道のりだが、プロになってからも

成績を残さないといけないわけで、大変な世界だ。

でも、基本は刑事もののミステリーなので、将棋がわからなくても

楽しめるし、むしろ刑事二人の捜査物語と並行して語られる、

あるプロ棋士の物語のほうに主題があると思われる。

 

タイトルの「向日葵」は、ある画家の絵画作品でもある。

太陽を求めて高く高く伸びて、向日葵はいったいどこに行くんだろう。

求めていた太陽は、光はどこにあるんだろう。

向日葵は私の大好きな花だけれど、向日葵から見た世界を

考えたことがなかった。

向日葵も1本では淋しい。 仲間と一緒に高く伸びるほうがいい。

そう思いました。