もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「もう、聞こえない」を読みました

昨日からコロナワクチンを接種した部分が腫れて痛むように

なりました。触ると熱ももっています(T_T)

心配になりましたが、

一週間以上経ってこんな反応もあるそうです。

辛くはありませんがちょっと気になります・・・ 

 

もう、聞こえない (幻冬舎単行本)

「もう、聞こえない」(誉田哲也 著)を読みました。

誉田氏の作品はいくつか読んだと思います。

ストロベリーナイト」の姫川玲子シリーズは竹内結子さんで

ドラマ化もされました。

 

この本は昨年8月刊行ですぐ予約しましたが、時間がかかりました。

今も100件以上の予約がついています。

 

さて、この本の紹介・・・難しいです。

なので、図書館の“内容紹介”をまず引用します。

  ↓

「声が、聞こえるんです。女の人の声が。」

傷害致死容疑で取り調べ中の被疑者が呟く。

一向にわからぬ被害者男性の身元、14年前の未解決殺人事件。

2つの事件を繋げるのは“他界した女”・・・。

分野としてはミステリーなんだろうけど、犯人探しではないし。

最後の着地はどうなるのか気になったけれど、そう意外ではないし。

 

作者の言いたいことは、ストーリーを超えた部分にあるのでは

と思います。

私たちは五感を通して“存在”を感じる。

目で見ると“そのもの”が“ある”ことがわかる。

じゃあ見えなければ存在しない?

いや、見えないだけであるものはある。

空気も風も。

私たちが感覚をすべて失くしたら、もう存在を感じることは

できなくなるだろうか。

そんなことを考えた一冊でした。