せっかくのいいお天気なのに出かけられないなんて
残念・・・
仕方ないですね。
「刑事の怒り」(薬丸岳 著)を読みました。
夏目信人刑事シリーズ、3作目です。
今までの2作品(「その鏡は噓をつく」「刑事の約束」)は
東池袋署が舞台でしたが、その後夏目刑事は異動になり、
舞台は錦糸署へ。
表紙にも東京スカイツリーがそびえていますね。
2018年発行で、4本の短編が収録されています。
テーマが、年金不正受給、性犯罪、外国人労働、介護と
現代特有の社会問題。
事件が解決しても、社会問題そのものは残る。
夏目刑事は問題解決の難しさは認めながら、信じることに
ベストを尽くします。
この姿勢には読者は救われます。