もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「法廷遊戯」を読みました

今週からお天気がよくなり、日中は初夏のよう。

でも朝晩はまだ寒いです。

お出かけには最適な季節なのに、今年もシビアな状況・・・

こんなふうにネガティブに考えることがあかんのやな(笑)

調子がいいのは阪神タイガースだけ🐯 ( ̄m ̄〃) 

 

法廷遊戯

「法廷遊戯」(五十嵐律人 著)を読みました。

 

去年の夏ごろ、新聞広告で見つけて図書館で予約し、今手元に来たので

結構かかりました。現在も70人くらい予約がついています。

2020年7月初版発行の新しい本。同年のメフィスト賞を受賞しています。

 

大学のロースクールを舞台に、法律家を目指す学生たちの

話から始まる。

法律用語がばんばん出てくるし、ちょっと特異な実習(作中では

「無辜ゲーム」と呼ばれている)についていけなかったが、

ある事件をきっかけにぐんと話に引き込まれてしまった。

 

帯にある“法律家を志した三人”は、

弁護士になった 久我清義(くがきよよし)、

事件の被告人となった 織本美鈴(おりもとみれい)、

事件の被害者 結城馨(ゆうきかおる)。

この3人がロースクールの同級生で主な登場人物。

 

罪を認めて、罰を受け入れる道。

罰を拒否して、罪と向き合う道。

最後までこの2つを考えさせられました。