この頃、体調がいまいちです。
気候が安定しないことが一番でしょうが、精神状態もいまいちな
気がします。
番組を見ました。
15分の短い番組で何気なく見たのに、終わってからちょっと
涙ぐんでしまいました。
アメリカのシアトルという街をカメラがお散歩して紹介してくれます。
シアトルにはもちろん行ったことがありませんが、
その街並みが日本の都市の街並みに少し似ているのです。
どこかで見たことがある景色。
再放送なので、もちろんコロナ前に撮影されていて、市民のみなさんは
マスクもしていません。
ぶら~っと散歩して、公園で遊んだり、お店に入って店員さんと
おしゃべりしたり。
ただそれだけの番組だったのに、なんか泣けてきました。
私、結構病んでるかも。
昨年の秋から夜眠れないことが増えて、日中の生活に影響するように
なったので、医者に相談し薬で治療しています。
なかなか調節が難しくて、夜よく眠れても日中も眠かったり。
まだ安定しません。
このコロナの状況では、どうしても家に閉じこもりがちになるので、
私みたいな人も多いかもしれません。
「虫とゴリラ」(養老孟司・山極寿一 著)を読みました。
おもしろいタイトルですが、自称虫屋の養老先生(解剖学者)と
自称サル屋の山極先生(霊長類学者)の対談です。
実際に対談を聞いているようで、あっというまに読んでしまいました。
養老先生は1937年生まれ。ほぼ私の親世代です。
山極先生は1952年生まれ。私のほぼ10才年上。
おふたりの子ども時代や学生時代の話も出ましたが、
ずいぶん私の体験とは違いました。
その体験の差は、日本の社会や自然環境がそれだけ変わったという
ことです。
この本は2020年4月発行ですが、対談は2018年~19年にかけて
行われたのでコロナの感染拡大についてはもちろん触れられていません。
でもお二人とも、このままではいけないぞという危機感は
発しておられます。
できれば、このコロナを経験したあとにもう一度対談をしていただければ
聞いてみたいなと思いました。