もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「京都の歴史を歩く」を読みました

11月も半ばを越えたのに暑い !

 「暖かい」を通り越して「暑い」です。

昨日は何か月ぶりかで梅田に出ました。

調べてみると、今年の1月に「全国うまいもんまつり」に行って以来。

あべのハルカス美術館へは梅田経由で行ってないので、

ホント久しぶりでした。

いや~人が多い! インバウンドの観光客がいないだけで

普段の人出にほぼ戻った気がします。

マスクは必須、そして携帯の消毒薬が役にたちました。

お出かけの内容は、後日ブログに書く予定です。

 

京都の歴史を歩く (岩波新書)

「京都の歴史を歩く」(小林丈広・高木博志・三枝暁子 著)を読みました。

2016年発行の本。

世界遺産に指定されたことや外国人観光客の増加で、

すっかり観光都市となった京都、というイメージへの違和感から

共同執筆されました。

だからいわゆる観光案内の本ではありません。

ちょっとNHKブラタモリ」風。

さらっと章立てを紹介すると

 (実際の章に付けられたタイトルとは異なる)

 第一章 室町通

 第二章 新京極と祇園

 第三章 松原通清水坂

 第四章 南蛮寺

 第五章 岡崎周辺

 第六章 京都御苑

 第七章 北野と北山

 第八章 鴨川流域

 第九章 高瀬川

 第十章 京都大学同志社大学立命館大学

 第十一章 大徳寺から耳塚

 第十二章 山科

 第十三章 嵐山・嵯峨野

 第十四章 洛北岩倉

 第十五章 宇治

 

市井の人々の暮らしに興味がある私にとっては、

「こんな本が読みたかった」というべき本。

雅で華やかな京都だけでなく、戦があり、飢饉があり、

キリスト教の宣教師や朝鮮通信使、維新の志士など

さまざまな人々が訪れた京都を紹介している。

章ごとに地図が挿入されていて、実際に歩いている気分になった。

 

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  (無料イラストより)