もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「漱石と鉄道」を読みました

山の初冠雪が報じられ、晩秋というよりいよいよ初冬だな

と思います。

朝晩は冷え込むようになりましたし。

今日はこたつ布団をセットしました。 

この冬も暖かく過ごせますように。

 

漱石と鉄道 (朝日選書)

漱石と鉄道」(牧村健一郎 著)を読みました。

この本も新聞で紹介されていたのだと思うのだけど、

控えていなくて何新聞のどのコーナーかは不明。

今年4月発行の新しい本です。

 

私は“てっちゃん”(鉄道ファン)ではないのだけど、

漱石には少し興味があります。

大人になってからですが、私は正岡子規がとても好きになりました。

きっかけはいろいろありますが、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を

読んでからかな~

その子規と漱石は同級生で、知己になります。

二人はよく手紙のやりとりをし、その手紙も残っています。

お互い刺激し合い、文壇で活躍し、弟子もたくさんいました。

漱石が俳句を詠むようになったのも子規の影響です。

その二人の関係に興味があり、子規や漱石関係の本も手に取るように

なりました。

 

漱石の残した作品と手紙や日記から、漱石が利用した鉄道を

選り抜き、彼の一生と鉄道の発達の歴史の面から紹介しています。

写真や地図も載っていて、理解しやすく工夫されています。

元気だったころの子規との交流も取り上げられており、

うれしかったです。

 

ちなみに旅の足としての交通機関は、私は鉄道が一番好きです。

まず地に足が付いている乗り物だということ。

飛行機や船は不安定。

バスや自動車も地に足が付いていますが、私は車酔いをするので。

最近は車酔いをするほど車に乗る機会もありませんが。

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  (無料イラストより)