ブログアップが遅れましたが、先週の水曜9月30日に、
あべのハルカス美術館へ「奇才ー江戸絵画の冒険者たちー」
を見に行きました。
美術展に出かけるのは、2月の初め(2/5)に行った「ゴッホ展」以来です。
あの時期は、今から考えるとずい分混んでいたのに、規制(入場制限など)も
厳しくなかった。
チケット販売の列に並んだことも覚えています。
現在は、混雑が予想される美術展はあらかじめ日時指定チケットの
入手が必要になっています。(特に国立・公立の美術館、博物館)
↑ この「奇才展」は日時指定のチケットではなかったけれど、
チケット売り場の混雑が心配だったので、行きしなにコンビニで
チケットを買っておきました。
行ってみたら、逆にガラガラでびっくりしました。
チケット売り場には誰も並んでいません。
だいたい、あべのハルカス自体がガラガラでした。
これほど今まではインバウンドの観光客が占めていたのだと思いました。
体温測定と手指消毒をして入場。マスクも着用。私語厳禁。
中はやっぱり空いていました。人と充分距離をとって見ることができました。
ずっと美術館に行けなかったので、こうして生の絵や美術品を見ることの
できるありがたさと喜びを感じました。
まさに一期一会です。
パネルを使って少し絵の紹介をします。(再掲します)
右上から時計回りに。全て絵の一部です。
・鈴木其一(すずききいつ)「達磨図凧」(だるまずたこ)
凧に描かれた絵で、正月の贈答用に制作された。
・葛飾北斎(かつしかほくさい)
「上町祭屋台天井絵 男浪」
(かんまちまつりやたいてんじょうえ おなみ)
長野県小布施町上町自治会が保存している。対で「女浪」(めなみ)
もあるが、今回は展示されていない。
・狩野山雪(かのうさんせつ)「龍虎図屏風」(りゅうこずびょうぶ)
虎の表情がやさしくあんまり怖くない。カットされていて見えないが、
前足を揃えてそろえてポーズをとっていてとてもユーモラス。
・高井鴻山(たかいこうざん)「妖怪図」(ようかいず)
知らない画家だったが、きれいな花鳥画からのちにオリジナルの
妖怪画を描く。おもしろく私好み。
もう一枚パネルを撮ってきたので、次回こちらを紹介します。(^^)/
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