もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「人魚の眠る家」を読みました

暑さがおさまらない・・・

武庫川の上空で捜索のヘリがホバリングしていた。

水の事故があって人が流されたのかも・・・

暑くなるとときどき泳ぐ人や飛び込む人が出る。

武庫川で泳いではいけません。暑いけど飛び込んでもいけませんよ。

 

人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)

人魚の眠る家」(東野圭吾 著)を読みました。

これも1年待ってようやく順番が回ってきた予約本です。

東野さんの本は相変わらずすごい人気ですね。

 

テーマは重く、感想を書くとネタバレしてしまいそうだし、

難しい・・・

主人公は二人の子どもを持つ母親 薫子(かおるこ)とその夫 和昌。

最後の方で薫子が夫に言う言葉に、

「この世には狂ってでも守らなきゃいけないものがある。

そして子供のために狂えるのは母親だけなの」

がある。

うーん。(+_+) この薫子さんは感情的なところもあるけれど、

冷静な部分もあって、ただの「狂った母親」ではないと思うけれど。

 

生と死の問題は正解がない。

だから薫子や和昌の立場になれば、誰でも悩み苦しむことになるのだろう。

もう少し、生と死に関わる話がタブーではなくなって、

それぞれの考えを話せる場があればいいのに、と昔から思っていた。

 

お盆に入りました。

今年はお墓参りを見合わせ、お仏壇にお供えをするだけだ。

今年の状況では仕方ない。

きっとご先祖様もこの状況に驚き、戸惑っているだろうな。