もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

バナナカステラ

しばらく寒くてこもっていました。

でも今日はびっくりする暖かさです\(◎o◎)/

気温差が大きすぎて、じんましんの具合がよくないです・・・

 

田舎饅頭やきんつばなどつぶあんのお菓子が好きな私ですが、

白あんのお菓子ならこれ、バナナカステラです。

私にとってはノスタルジーを感じるお菓子で、店頭で見つけると

花の蜜に集まる蜂のように吸い寄せられてしまいます。

子どものとき、3本入りのバナナカステラを母と弟、私の

3人でおやつに食べました。

バナナのような三日月形をしていて、中にバナナ風味の白あんが

入っています。

 

いつも買うのは2本100円くらいでパンコーナーに売ってる

ものですが、

大阪の釣鐘屋本舗の「名代芭蕉」というお菓子は1つ324円

の高級品?です。みかけはちょっと大きなバナナカステラ

なんですけどね(笑)

 

バナナカステラのメーカーは、敷島製パン(愛知)、リマ(大阪)、

オイシス(兵庫)、福岡製菓所(岡山)、あわしま堂(愛媛)など

西日本が多いです。

釣鐘屋本舗の「名代芭蕉」は、

昭和の初め頃バナナが高級果物で、バナナを食べたい庶民の願いを

思い考案されたそうです。

今では本物のバナナの方が庶民の食べ物になってしまいました。

 

東京には「東京ばな奈」というお菓子があり、お土産の定番

ですね。

初めて食べたときはちょっと驚きでした。

中のクリームはしっかりバナナの味がしたし、

まわりのスポンジケーキはふわふわで。

バナナカステラとは全然別のお菓子ですね。

 

バナナカステラを食べながら、

「お母さんのお父さんは(私の祖父のこと)、「バナナが

食べたいバナナが食べたい」と言って亡くなったのよ」と

決まって言う母のことを、

今もバナナカステラを食べるたびに思い出します。