もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

「ゴッホ展」へ

今日も寒いです~~⛄

 

一昨日(2月5日)兵庫県立美術館へ「ゴッホ展」を見に行きました。

前売り券は買わず、本屋さんに置いてあった割引券(100円OFF)

を使うつもりで出かけました。

びっくり\(◎o◎)/! チケット売り場がすごく混んでいて、

15分~20分くらい並びました。前売りを買っておけば・・・と

後悔しました・・・

スマホで撮ってもピンボケの私(T_T))

ツイッターに混雑状況がアップされています。

 比較的午後がすいてそうです。(私は11時頃・・・)

 お昼どきは周辺のレストランもゲキ混みです。

 食べるところが少ないので、それも考慮に。

 

ゴッホについては、印象派後期印象派の展覧会で出品されて

いたものを見たくらいで、有名なひまわりや自画像、

ローヌ川の星月夜などしか知りません。

ゴーギャンとの共同生活ののちに起こした「耳切り事件」

も強烈な印象があります。

チケット売り場は混んでいましたが、展示会場はスペースが広く、

2列めでも充分見ることができます。

荷物は1階のロッカーに預け、エレベーターで3階に上がります。

(展示会場の空調が少し低めなので、コートを預けるかは考えて。

私は預けました)

 

ゴッホは1853年オランダに生まれ、初めは画商に勤めていた

サラリーマンでした。

画商を辞めたあとも神学の勉強をしたり(父親が牧師)、書店に

勤めたりしていましたが、27歳のとき画家になることを決意。

独学で絵の勉強を始めました。

 

今回、絵の勉強を始めた頃のゴッホが描いたミレーの絵の模写

を初めて見ました。

とても真面目に絵に向き合っていたことがうかがえました。

オランダの画家では、ブリューゲル(父子)、レンブラント

ルーベンスフェルメールなどが思い浮かびます。

共通するのは、光(あるいは影)の描き方ではないかと思います。

オランダは高緯度で太陽の光がとても貴重です。

部屋の中は薄暗く、人々の顔も影が強調されていますが、

そこに差し込む光に目がいきます。

 

ゴッホは33歳のとき、弟のテオのいるパリへ行き同居を始めます。

そこで印象派の画家たちや作品と出会い、大きな衝撃を受けます。

35歳でアルル地方に移ると、色彩が鮮やかになり、

動きのあるタッチになっていきます。

 

(「麦畑」1888年 図録より)

いちめんの麦畑の黄色が鮮やかです。草の匂いまで漂ってきそう。

 

やがて精神を病み、36歳で入院。

パネルにもなっている「糸杉」(1889年)は、この頃に描かれた作品。

ぐるぐるとうねるように上へ伸びている糸杉。

空の雲も山々も下草も、すべてがうねっていて、見ている自分も

うねうねしてしまう・・・←?

 

1890年37歳で没したゴッホ

27歳から始まった画家人生は10年で終わりを迎えたのだと

思いました。

ゴッホは画家になってから数多くの手紙を弟のテオに

送っています。その手紙の一部も展示されていました。

テオは兄を支え、ゴッホの亡くなった翌年に亡くなります。

二人は別々に埋葬されていましたが、後年テオはゴッホの隣に

眠ることになりました。

二人の絆やつながりも手紙で知ることができます。

 

ゴッホが影響を受けた、オランダの画家たち(ハーグ派)の

作品や印象派の作品も、時代に合わせて展示されており、

それも楽しめます。

鑑賞後はミュージアムショップでお土産を物色。

図録と絵はがきを5枚。それとコラボ菓子を買いました。

それはまた次に紹介します(^^)/