「うまいもんまつり」にはバルコーナーがあり、
地ビールやフルーツサワーも販売していて、その場で
駅弁やうまいもんを食べることができます。
(立ち食い、立ち飲みです)
お昼間でもいっぱいでした。
午後3時からはバルチケット(800円)の販売があり、
ビールor日本酒 + 対象のお店の一品が選べます。
(例)ビールが1杯501円~で、チキン南蛮450円
なので、お得ですね。
では、私が選んだうまいもんを紹介します。
ひとつめは、崎陽軒(きようけん)のシウマイです。
人気のお店でしたね~
私が買ったのは、当日消費期限のあつあつバージョンでしたが、
他に真空パックの常温保存できるタイプもありました。
肉まんやあんまんも人気でした。
ちょうど私の前の人で「できたて」がなくなり、
次の「できたて」まで5分待ちました。
開けると、こんなんですよ。
崎陽軒のシウマイ、とても有名ですが、私は初めてです。
ひとつひとつは小さくても、むちっと身が詰まっていて
歯ごたえもあり、うん、おいしい👄
崎陽軒とシウマイについて調べました。
シウマイ弁当があります。
崎陽軒は横浜の会社なんですね。
ホームページによると、 ↓
創業は1908年(明治41年)。
4代目横浜駅長だった久保久行さんが、退職後に妻
コトさん(旧姓野並)の名で横浜駅構内営業の許可を得たのが始まり。
そうです。
初代横浜駅で売っていたのは、牛乳やサイダー、餅、寿司などで
シウマイが登場するのはずっと後です。
できたのに合わせて、匿名組合崎陽軒を設立し、駅弁の販売を開始。
1923年(大正12年)、合名会社に法人化。
関東大震災後の復興のため、駅頭で牛丼やカレーライスを販売して
旅客供食に努めた。
1928年(昭和3年)
横浜駅は東京駅から近く、駅弁の販売には不向きだった。
横浜名物を作りたいと、南京街(現在の中華街)を探索し、
突き出しとして提供されていたシューマイに着目。
冷めてもおいしいことにこだわり、南京街の点心職人をスカウトし、
豚肉と干し帆立貝柱を混ぜ合わせたシウマイを完成させた。
ここで初めてシウマイが出てきました。
1946年(昭和21年)、横浜大空襲(1945年)により全てをなくした
KYはきようけん・よこはまのイニシャル。
1954年(昭和29年)、シウマイをメインにした「シウマイ弁当」が誕生。
焼き魚、玉子焼きに加え、横浜蒲鉾、福神漬にシウマイが入った
お弁当でした。
1955年(昭和30年)
「ひょうちゃん」が登場。
「ひょうちゃん」は、シウマイの箱に入れる醤油入れです。
↑ 写真の右上のひょうたん型の醤油入れです。
醤油入れは初めはガラス製でしたが、ひょうたん型の磁器にしたところ、
漫画家・横山隆一先生が「目鼻をつけてあげよう」と
たくさんの表情を描いてくれました。
「ひょうちゃん」の命名も横山先生。
1955年(昭和30年)、お手拭きを駅弁に付けました。
お弁当にお手拭きを付けるのは崎陽軒が最初。
1967年(昭和42年)、真空パックのシウマイ販売開始。
今では一般名称になった真空パックという言葉は崎陽軒独自の発案。
崎陽軒、すごいですね~
さて、シュウマイのイラストといえば ↓
上にグリンピースが載っていますが、
崎陽軒のシウマイには載っていませんね。
実は中に入っています。(写真にもちょっと緑っぽいところが)
崎陽軒によると、シウマイ1個につき平均グリンピース3個
入っているそうです。
シウマイにグリンピースが載っているわけは、
- イチゴのショートケーキを真似た
- 給食で数を数えやすいよう目印にした
- 冷凍食品メーカーが見栄えや栄養バランスを考慮して
などの説があります。
(NHKのチコちゃん~の番組では1の説をとっていた)
横浜は行ったことがありません(通過しただけ)。
中華街も神戸より大きいのかな。ぜひ行ってみたいものです。
次回は宇和島のじゃこ天を紹介します(^^)/