もりっちゃんのゆるブログ

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えびすさまの謎 その1

今日は予想外の強風で驚きました。

 

警報(暴風)が出ていることを知らず、いつものようにジムに行く

用意をして何気なくスマホを見たら「防災ネット」からのメール。

あわててテレビをつけて確認し、ジムは「暴風」と「洪水」の

警報では休業するので、今日はあきらめることに。

でも全然風は強くないし、晴れてきたので買い物に早めに行きました。

帰り道、ちょっと風が強くなってきたかな~と思っていたら、

午後からぴゅーぴゅーになって、あわててベランダの洗濯物だけでなく、

台風のときのようにすべてを室内に入れました。

それでも飛ばされそうでした。

 

台風の時期じゃないので油断してました。イカイカン。

つい先ほどやっと警報が解除になりましたが、ベランダに戻すのは

明日にします・・・

 

えびすさまについて昨日の続きです。

ウイキペディアには次のようにあります。

1、日本の神。七福神の一柱。狩衣姿で、右手に釣り竿を持ち、左脇に鯛を抱える姿が一般的。

2、外来の神や渡来の神。客人や門客人や蕃神といわれる神の一柱。

3、神格化された漁業の神としてのクジラのこと。クジラを含む大きな魚全般をさした。

4、寄り神。海から辿り着いたクジラを含む漂着物を信仰したもの。

 えびすさまは日本の神で、現在では七福神の一員として日本古来の唯一

(その他はインドや中国由来)の福の神となっています。

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七福神です。かわいいイラストですね。

えーっと、女性の神様が弁天さん(弁財天)だから、そこから時計回りに、

寿老人、布袋さん(布袋尊)、大黒さん(大黒天)、恵比寿さん、

毘沙門天、真ん中が福禄寿ですね。

えびす様のアップはこちら ↓

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鯛の顔がちょっと変(^^ゞですが、確かに右手に釣り竿、左脇に鯛を

抱えていますね。

この謎もおいおいわかってきます・・・

前回、えびすは「古事記」「日本書紀」に記されている蛭子(ひるこ)

から来ていると書きました。(一説です)

蛭子は手足が不自由で生まれ、葦の舟で海に流されました(T_T)

西宮神社では、その蛭子が摂津の国西の浜(西宮)の海岸に漂着し、

土地の人々が蛭子命ヒルコノミコト)として大事に育て、

人々に福を授けるえびす様となった、とされています。

このお話は昔話や説話に多い「貴種流離譚」(きしゅりゅうりたん)と

呼ばれる形です。

貴種流離譚・・・若い神や英雄が他郷をさまよいながら試練を克服した結果、尊い存在となる説話の一類型(折口信夫の用語)

また、海沿いにある漁村では、海からの漂着物をご神体として祀るえびす神社も

あるそうです。丸い石やクジラの骨、南方から流れてきた日本にない道具などが、

えびす神となりました。

 

大阪にある今宮戎神社はまたちょっと違います。(どう違うかは後述)

 

えびすさまがなぜ釣り竿と鯛を持っているのかの謎は、「海彦山彦」の

お話が結びついたのではという説があります。

この先はまた次に・・・