もりっちゃんのゆるブログ

楽しく、でも真面目に。 そんなブログを書いています。

西宮神社とえびすさま

年が明けてから初めて雨が降りました。冷たい雨です。

明日は風も強くなって荒れるそうです。気をつけましょう。

 

西宮神社とえびすさんについて調べてみました。

結構ややこしいです。

このカテゴリーも「ふるさと」の「神社・仏閣・宗教」と初め

していましたが、「宗教」を「信仰」に変えました。

学者じゃあるまいし宗教論を書いても・・・と思い、

地元の民の信仰に触れるくらいにしようと。

とはいえ、民間信仰はもっと多種多様でややこしい・・・

信仰の起源はとてつもなく古く、文献も限られるので、

ブログに書くことは主な説(のひとつ)であって、他に

諸説あることをことわっておきます。

 

まず西宮神社のホームページを調べました。

西宮神社は、福の神として崇敬されている えびす様をおまつりする神社の総本社です。

えびす神社(表記はいろいろある)は日本に約3500社あり、と

ウイキペディアには書いてあるのですが、1500社というサイトも

あって、よくわかりません。

ただ、七福神の神様の中ではダントツに多いのは間違いありません。

 

えびす様は、七福神の中でただ一つの、日本古来の神です。

(詳しくは後述)

三連春日造(さんれんかすがづくり)という珍しい構造の本殿。

(もう一度初詣のときに撮った写真を貼っておきましょう)

向かって右からが第一殿で、蛭児大神を祀り、中央が第二殿、天照大御神及び 明治初年に大国主大神を配祀、左が第三殿で須佐之男大神を奉斎しています。

神様がいっぱい出てきました。天照大御神アマテラスオオミカミ)と

大国主大神オオクニヌシノミコト)と須佐之男大神(スサノオノミコト

はよく耳にする神様なので、ご存知の方も多いでしょう。

ここでは蛭児大神をとり上げます。

蛭児大神はヒルコオオカミと読むのかな、ヒルコノミコトかな。

蛭児(ひるこ)は蛭子とも書き、これで「えびす」とも読みます。

蛭子は「古事記」「日本書紀」に、伊弉諾尊イザナギノミコト)

伊弉冉尊イザナミノミコト)との間に生まれた最初の子で、

手足が不自由だったと記されています。

この蛭子とえびす様とのつながりはこれまた後述。

 

さて、西宮神社の「西宮」という名称については以下の諸説があります。

  1. えびす神を最初に祀ったと伝わる鳴尾や古代の先進地域である津門からみて「西の方の宮」という説
  2. 京都から見て貴族の崇敬篤き廣田神社を含む神社群を指して「西宮」と称していたが、戎信仰の隆盛と共に戎社を「西宮」と限定して呼ぶに至ったという説
  3. 延喜式内社の大国主西神社のことを指すとの説

私の住んでいる市の名前にもなっていますが、なかなか意味が深そうです。

 

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次回はえびす様について((後述)の部分)書きます。