どんよりした曇りのお天気。また大きな台風が来ています。
12日の土曜日に最接近しそう。
金曜日には対策をしなくては。
下書きに残していた記事をアップするのを忘れていました。
伊岡瞬 著「いつか、虹の向こうへ」を読みました。
上の画像の帯を見ると石田純一主演でドラマ化されたようですが、
見てないです(^^ゞ
伊岡瞬氏は初読です、たぶん。
もともとは氏の「悪寒」という本を予約し、そのとき
デビュー作であるこの本も予約したのでした。
こちらが先に届いたわけです。
ミステリというよりハードボイルド小説です。
主人公は元刑事で前科者。今はガードマンとして働いています。
服役中に妻と離婚。親の残した家に、赤の他人3人と
同居しています。
そこへ4人目の同居人が現れ、事件に巻き込まれていきます。
ハードボイルド小説ではレイモンド・チャンドラーを
超えるものはないと勝手に思っているので、
日本のハードボイルドはあまり読んでいません。
主人公の元刑事 尾木はそうかっこよく描かれていませんが、
さりげない優しさや素朴な性格など共感しやすいキャラです。
最後まで飽きずに読むことができました。
しばらく読書の秋が続きそうです。
(無料イラストより)