もりっちゃんのゆるブログ

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「メアリー・エインズワース 浮世絵コレクション」へ

昨日は蒸し暑い中、梅田に出かけてちょっと疲れてしまいました💦

今日はさらっと涼しく過ごしやすいです。

今日で8月が終わり。

あまり出かけずクーラーの効いた家の中で過ごしたせいか、

体重が2㎏増えてしまいました(T_T)

何ということ!

マシンジムには18日通ったのですが・・・

涼しくなってきたので、近所の散歩や一日がかりの

ハイキングもそろそろ再開しましょう(^^)/

 

さて、先週の木曜(22日)に大阪市立美術館で開催中の

「メアリー・エインズワース 浮世絵コレクション」へ

行ってきました。

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お山の方は葛飾北斎富嶽三十六景 凱風快晴」、

美人画喜多川歌麿「九月九日 重陽」。

 

この日はまだ暑くて・・・(;'∀')

JR天王寺駅から美術館までの“てんしば”では、氷柱の中のおもちゃを

取り出すイベントをやっていました。

こどもたちが必死で削ったりこすったりしておもちゃを狙って

いました(笑)

 

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ロビーのパネル。

歌川広重「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」。

猫好きに人気です💛

 

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これは歌川国芳「二十四孝童子鑑 大舜」の一部。

この象の目がね~ いやなんとも。

 

アメリカ人のメアリー・エインズワースさんは、明治39年に来日してから

浮世絵の収集を始め、1500点以上をオハイオ州オーバリン大学の

アレン・メモリアル美術館に寄贈しました。

そのうちの200点が今回里帰りを果たしました👍

 

今回の展覧会では、浮世絵の歴史が作品と共に解説され

勉強になりました。

浮世絵は版画。

誕生したのは1680年代、元禄の頃と言われています。

初めは墨の一色摺りでした。「墨摺」(すみずり)と言います。

少しインパクトをと、丹という赤っぽい色を「墨摺」の上に

後から直に筆で塗りました。「丹絵」(たんえ)と言います。

丹は赤というより、オレンジ、朱に近い色でした。

次に、丹から鮮やかな紅色を塗るようになりました。

「紅絵」(べにえ)と言います。

墨に漆を混ぜた「漆絵」(うるしえ)というのも出てきます。

 

次に、版木で紅や緑の部分も摺るようになります。

2色摺り、3色摺りです。「紅摺絵」(べにすりえ)と言います。

そして浮世絵が誕生して約100年後の1764年、鈴木春信が

初めて多色摺りフルカラーの「錦絵」(にしきえ)を作った

のでした。

 

そうそう、「紅摺絵」の頃に、輪郭線のない「水絵」(みずえ)

と呼ばれるものも出ました。

ぼやーっとしていて、もやがかかったような独特の印象が

ありました。

 

いろいろな種類の浮世絵を見たあと、歌麿、豊国、北斎国芳

広重などの逸品を堪能できました。

メアリーさん、ありがとう!!

 

この日のランチは、天王寺MIOプラザ館4階「プチ グリル マルヨシ」で

シナモンコロッケを食べました。

これはちょっとくせになる味です。

また行くと思います(^^ゞ